戌の日とは?
犬は多産でお産が軽いことから、
妊娠5か月の戌の日に神社仏閣に安産祈願を行うのが
「戌の日の安産祈願」です。
戌の日って何?
普段の数え方とは異なるのでなじみが薄いのですが、
干支が12支あることから、12日に1度
それぞれの干支の日が巡ってきます。
12日に1度
戌の日があるということだね。
ネットで調べることもできますし、
神社前の看板などに掲示されていることもあります。
厄払い、戌の日、七五三の日付などが
書いてあったりします。
いつ、誰と行くの?
昔は戌の日に行うのが多数派だったようですが、
現在は戌の日にこだわらなくても
体調の良い日に夫婦で
安産祈願に向かう方が多いようです。
戌の日は混雑するので、わざと避ける人もいます。
数家族分まとめての祈祷も効率的ですが
混んでない日に行って
”我が家のためだけにお祈りしてもらっている”感を
感じるのもアリですね。
昔は妻側の実家が同行するのが主流だったようですが、
現在はこじんまりと少数で済ませることが多いです。
写真を撮りたい人は夫婦2人+誰か撮影を
お願いできる人を連れて行きましょう。
もちろん、1人で行ってもOKです。
我が家は夫婦2人だけで行きました。
当日、体調が良い事を確認して
空いている時間を電話で聞いて予約を入れたので
ササっと行ってササっと終わらせることができました。
どこで安産祈願をするの?
安産祈願は多くの神社仏閣で受け付けてもらえます。
無人の神社仏閣は無理だけど
人がいるところなら大抵やってもらえます。
安産祈願で有名な神社もたくさんあるので、
調べて事前予約を入れておくのも良いでしょう。
有名な場所は予約必須です。地元の神社でも
祭典時や神主不在の日があるので
予約してから向かうことをオススメします。
戌の日の安産祈願と
赤ちゃんが生まれた後のお宮参りは
同じ場所で行う方が多いです。
あまり遠い場所ではなく、
家や里帰り先から移動しやすい場所を選ぶと
体にかかる負担を減らすことができます。
私は家から近くて
それなりに手入れの行き届いた
綺麗な神社を選びました。
(お宮参りは神社越しに
写真を撮るかもしれないので)
予約時間までに受付に向かい、
必要事項を記入した紙と初穂料をおさめて
順番が呼ばれるまで待ちましょう。
初穂料はどれくらい?
神社によって初穂料は異なります。
事前にHPや電話で確認しておきましょう。
我が家は神社のHPを確認したところ
初穂料については記載がなかったので
5000円包みました。
ネットで相場を確認してみたところ、
一般的には5000~10000円が相場のようです。
5000円が多くて、
お札やお守り、腹帯などの贈与物がある場合は
1万円程度包むところもあるようです。
紅白の熨斗袋(のし袋)は100均でも販売しています。
結び切りじゃなくて蝶結びの
熨斗袋を選んでくださいね。
腹帯は持っていく?もらえる?
安産祈願を行う神社仏閣によって異なります。
神社で購入できる所もありますし、
事前に用意して持参するように書いている所もあります。
事前にHPや電話で確認しておきましょう。
腹帯の指定をしている神社もあるので
注意が必要です。
(マジックテープや腹巻タイプではなく、
さらしタイプのみ受け付けます、とか)
一番安いのはさらしタイプ。1000円程度からあります。
私は安く済ませたい&腹帯を使う予定はなかったので
実家にあった新品のさらしを持って行きました。
私の行った神社では
「さらしタイプのみ受け付けます」と
HPに書いていましたが、電話で聞いてみたら
マジックテープタイプでも良いと言われました。
妊娠後期は腰痛に悩む人が多くなります。
私は在宅ワークだったので無くても何とかなりましたが、
ギリギリまで立ち仕事しなければならない場合など
腹帯を付ける方が負担が軽く感じる人もいます。
できれば試着して購入したいところですが
なかなか試着できる売り場が無いんですよね…(´;ω;`)
こちらの「トコちゃんベルト」は
安産祈願に使う腹帯とは異なりますが、
産婦人科からオススメされる人が多いという
昔から有名な”骨盤ベルト”です。
産後愛用者も多く、妊娠中の腰痛が気になるのであれば
腹帯ではなく骨盤ベルトを検討してみるといいかも。
持って行った(購入した)腹帯は安産祈願の際に
一緒にお清めしてもらいます。
帰宅後はそれを常にお腹に巻いて過ごすことで
ご利益を頂けるということです。
私の行った神社では
腹帯に指定はありませんでしたが、
さらしタイプを持っていくと
神社の印を押してもらえるとのことでした。
マジックテープや腹巻タイプでは印が押せないとのこと。
どちらでもお清めはできるので
好きな方を持ってきてくださいと言われました。
体に無理のない恰好で行こう
神社仏閣の椅子は
木製で座面が硬いイスかもしれません。
神社の椅子って
妊婦さんが長時間座るには向いていないですよね。
冷暖房が効いていない場所もあるので
体温調節ができるように上着などを持って行きましょう。
私は冬に行きましたが、
事前に予約していたので
部屋を暖めておいてくれました。
予約なしで行ったら極寒だったと思います(;゚Д゚)
御祈祷自体は神社仏閣にもよると思いますが
私がお願いしたところでは10分程度で終わりました。
頭を下げたり、お辞儀をしたり、手を叩いたり。
神主さんの指示通りに動けばOKです。
始まりの太鼓の音が大きくて
ビックリしました( ゚Д゚)!!
日付にはこだわらず、体調の良い日にササっと行こう
御祈祷後は腹帯、お札やお守り、
絵馬などを受け取って終了しました。
初穂料によって
頂き物のグレードが変わるようです。
その他にも
昆布や鰹節、砂糖菓子などが入っていました。
混雑していると待ち時間が発生しますし、
事前予約制だと
体調が万全ではないことがあるかもしれません。
場所、時間、ご利益など
どこにこだわるかは人によりますが、
現在は「戌の日」にこだわらなくても
妊婦さんの体調やその日の天候などに合わせて
参拝する方が増えています。
大雨や大雪だと
車までの移動が滑りやすく怖いです。
絶対にこの日じゃなきゃダメ!とは
思わなくて良いかと。
お腹の赤ちゃんが健康に、
元気に生まれてきてくれることが一番です。
参拝日については、柔軟に対応してみてくださいね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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