都会→田舎暮らしでお金が貯まる?
私は東北の田舎暮らしをしています。
生まれも田舎ではありますが、
3年ほど前にさらに田舎の奥地に
引っ越しました。
電車が1時間に2本来るところから
1本しか来ないところに引っ越しました。
電車の間隔だけでなく、駅までも遠い( ´∀` )
都会での暮らしはお給料が良くても
人間関係、住宅環境、物価の高さに悩む人は多く
田舎へ移住を考える人は年々増えているそうです。
東京周辺は地震も怖いですから
住む場所としての不安はありますよね…
よく、都会に住む人が仕事はそのまま₍リモート₎
物価の安い地方に移住して
FIRE₍経済的自由₎を目指す!という話は
雑誌やテレビ、SNSでも見聞きします。
生活費を下げて貯蓄スピードを上げれば
理論上は可能ですね。
確かに、田舎は都会に比べて
土地や物価がとても安いです。
自然に囲まれているので
水&空気&食べ物が美味しい!
ただ、田舎暮らしは都会暮らしに比べて
不自由はかなり多いです。
田舎で暮らしたことのない人が
都会の家を処分してこちらに移住しても
数年で田舎の暮らしに耐えきれなくなり
都会に戻ってしまう、という話はよく聞きます。
テレビ番組「人生の楽園」を見て
田舎に憧れてしまう気持ちはよく分かります。
今回は長年田舎暮らしをしている筆者が
田舎暮らしで感じたメリット・デメリットを
書き綴っていきます。
これから田舎暮らしを考えている方は
「この暮らしに自分は耐えられるか?」という視点で
参考にしてもらえたらと思います。
移住を検討する前に
ここで挙げる田舎暮らしの現実を
受け入れることができるか
想像しながらチェックしてみてください₍^^₎
では、さっそく見ていきましょう!
田舎での職探しは大変
私は幼少期から田舎育ちですが、
友達は大学or社会人になると同時に
7割以上が就職のため県外に離れていきました。
就職先が無さすぎて
若者の県外流出が止まりません。
田舎は1クラスが少人数なので
高校までの学力は比較的高いのですが、
能力を発揮できる場所がないんですよね。
地元で就職するのはとても難しいです。
地元企業にはコネ入社なんかも普通にあるので
どんなに優秀だったとしても
正社員採用は狭き門だと思います。
大手企業なんてほとんどないですし、
物価が安いので給料も安いです。
保育と介護の仕事はたくさんありますが
大変さの割に給料は高くありません。
私も県内での就職を希望していましたが、
結局は県外の会社に就職しました。
県外企業ではありますが
県内の勤務先を選ぶことができたので
自宅から通うことができました。
友達の大半は県外に行ったきり戻ってきていません。
人間関係に疲れて戻ってきた人は
何人かいましたが、
他は同窓会で会うくらいです。
お子様を連れて移住するのであれば、
お子様が将来県外に就職して
年に数回しか帰省しなくなることは
覚悟しておきましょう。
また、生計を支えることになる人が
移住先で就職先を探す場合
田舎はあまりオススメできません。
・県外₍都会₎で就職してリモート勤務ができる
もしくは
・定年退職後で、今後は年金暮らしする予定
であれば、田舎でも暮らせると思います。
秋田県在住のギバちゃんも
「仕事があるときだけ東京に行く」
ってテレビで言ってたよ。
パートやアルバイトであれば
求人が多いので問題ありませんが、
15万円程度の収入を継続して稼ぎたいなら
就活が必要になるでしょう。
勤務先を移住先で探そうと思っている方は
就職先が決まってから
会社の近くに住む場所を探した方が
いいかもしれません。
派遣なら就職できるかもしれませんが
数か月で切られてしまう可能性があるので
安心して定住できないかもしれません。
車通勤ができるのであれば
週に数日のバイトは見つかると思います。
定年退職後の暮らしで困ること
田舎暮らしで最も困るのは
「近所に店が無い」ことです。
若い世代であれば
車があれば何とかなりますが、
老年になると車の運転ができなくなるので
生活を続けるのが困難になります。
自転車は雨や雪に対応できず、
バス停や駅が近くにないことも。
お年寄りの多くはドアtoドアができる
タクシーを利用しがちです。
老後の生活を考えるのであれば
車で10分以内の場所に
スーパー、ドラッグストア、かかりつけ医、
駅₍バス₎、銀行₍郵便局₎があると良いでしょう。
タクシーは便利ですが
バスや電車よりお金が掛かるので
無理して運転しようとする高齢者が多いです。
子育て世代で困ること
レンタカーショップは少ないので
一家に1台、車は必須です。
₍駅前に歩いて行ける距離に住む場合を除く₎
子育て世代は保育園、幼稚園、学校の場所を
チェックしておきましょう。
ちなみに、私の近所にも保育園はあるのですが
待機児童問題で
すぐには入園できない状態です。
田舎なので子どもは少ないのですが
施設数が少ないので
園児のほとんどが自家用車で通園します。
入園できずに順番待ち状態の園は多いです。
お子様がいる家庭であれば
市役所に確認するか、入りやすさの口コミなど
チェックしておきましょう。
お子様の預け先が無いと
仕事できないですからね。
あと、町医者はあっても
内科しか対応していないことが多いです。
田舎なので近くに産婦人科は無いです。
一番近くの産婦人科のある病院まで
車で30分以上かかる所も結構あります。
移住後にお子様を予定している方は
陣痛中に運転なんてできないと思うので
何かあったとき
家族がすぐ動けるような状態にしておきましょう。
₍「陣痛タクシー」的なものがある地域もあります₎
実家の方が病院が近いのであれば
早めに帰省して里帰り出産する
ママさんも多いです。
田舎は人間関係の悩みが少ない…とは限らない
リモート出勤OKであれば、
会社の人間関係のゴタゴタからは
ある程度解放されるかもしれません。
しかし、田舎はご近所付き合いが
密になる傾向があります。
「町内会」なるものがしっかり機能しているので
ここに住んでいるのは○○さんで、
○○の仕事をしている。
○曜日は休みのはず…
と、個人情報はすぐに広がってしまいます。
一体、どこから情報を仕入れているんだ…
冷たい態度を取れば
あっという間にのけ者にされてしまうし、
優しい態度を取れば
あっという間に町内会のイベントに
駆り出されるようになるかもしれません。
町内会の集まり、イベントの手伝い、
消防団の参加、地域の草むしりなど
半強制参加のものもあります。
町内会によって
イベントが全く無い町内もあるので
心配しすぎる必要はありません。
自分の住もうと思っている地域が
どのような活動をしているのか、
地元に詳しい人から情報収集しながら
事前にわかる範囲でチェックしておきましょう。
断るのが苦手な人は要注意!
田舎の娯楽の少なさ
これは私が県外に行ったときに
逆にビックリすることなのですが、
田舎は恐ろしいほどテレビのチャンネルが少ないです。
NHK、Eテレ含めて5~6局のみ。
Amazonプライムやネットフリックスなどで
楽しめる環境を作ることができれば良いのですが、
電波が弱くて読み込みに時間が掛かり、興ざめすることも。
オンラインゲームも向いていないので
テレビ&ゲーム好きには辛いかも…。
娯楽が少ないので、地域のご婦人たちは
いつもご近所同士集まっておしゃべりしています。
₍こうして噂は広まるのね…₎
午後の「相棒」「科捜研の女」再放送が
毎日の楽しみらしい。
ネットでサブスクをいくつも契約して
インドア趣味を充実させても
田舎にありがちな「電波弱い問題」で引っかかったら
一貫の終わりです。
我が家の場合、楽天のエリアは圏内と言われたのに
実際は全く通じませんでした。
地図上のデータはあまりアテになりません。
我が家はネット回線だけは
ちょっと高くても大手を利用しています。
格安ネット会社を使ったこともありますが
電波が弱かったり、混線して
お昼と夕方以降だけ猛烈に遅くなったり
仕事が思うように進まずストレスになってしまったからです。
安いネット回線は契約前に
お試しできるならしておきましょう。
もちろん、現実世界の娯楽も少ないです。
ゲームセンターやカラオケは
駅の近くにしかありません。
駅の規模によっては
駅周辺であっても何もないです。
₍無人駅=利用人数が少ない₎
飲食店、居酒屋だって数えるくらいしかありません。
カフェや雑貨店、本屋も遠いです。
ウーバーなんて見たこともない( ´∀` )
車で駅近くや市役所のある都市部へ行かない限り
娯楽施設は無いと思ったほうが良いでしょう。
私は家で過ごすのが大好き。
ネット環境さえあれば、外の娯楽は
それほど必要としないタイプです。
カフェや雑貨店に行けないので
余計な出費はなくなり、健康的になりました。
老後も同じ場所に定住したいのであれば
移動に車を使えなくなることを見越して
駅近の物件に移住することをオススメします。
近所に必要なお店が揃っていれば、
徒歩圏内で生活できます。
友達を呼ぶ場合も
駅近の方がアクセスしやすいですよ。
私は友達と外で遊ぼうと思わないので
駅から遠くても家賃が安い物件を選びました。
若い世代で
車を持っている家庭であれば
駅から遠くて家賃の安い田舎でも
やっていくことができます。
娯楽施設がないことを
受け入れることができれば、です。
ある程度歳を重ねているのであれば
必要な場所へアクセスしやすい所に住みましょう!
洋服・美容のお店が少ない
必要不可欠なお店だけでなく、
洋服屋、美容室なども
近所では見つからないかもしれません。
60~70代が経営する美容室はありますが
若者向けの髪型はできません。
私は数か月に1回、車で30分以上かけて
美容室に行っています。
₍夫の髪は節約も兼ねて私が切ります₎
ホットペッパービューティーの
ポイントが貯まる美容室で切ります。
過去に散髪代の節約について書いた記事があるので
よろしかったらこちらも覗いてみてください。
洋服を売る店は
県庁所在地の駅近くにまとまっているので
普段行くような店は
週1で通うスーパーの横に
「しまむら」があるかどうか、という感じです。
「しまむら」があるところは
まだ人口が多くて栄えている所です。
田舎に行くとよく分からないカタカナ名の
”ファッションセンター”があったりします。
洋服の選択肢が少なくなったので
引っ越してきてから着る服が少なくなり、
買う頻度も激減しました。
ユニクロみたいな服を
ローテーションで着ています。
丈夫で長持ち!
どうしてもブランド物の洋服が欲しいのであれば
ネットでも買えるので
オシャレさんでも何とかなります。
古着を活用するという手もありますね。
ネットだと試着できないので、
サイズ感が分かる御用達ブランドを
決めておくと選ぶのが楽です。
毎日おしゃれな服を着て出掛けたいと
思わないのであれば
衣類にかかる出費が減るので
田舎暮らしは変動費の節約になりますね。
私は物欲がないこともあり
年に1回服を買うかどうか、って感じです。
₍人と会うと気を遣って疲れてしまう₎
外食する場所が少ないので自炊が増える
田舎には外食できるお店が少ないので
必然的に自炊せざるを得なくなります。
スーパーの近くに住めば
料理が苦手でも
お惣菜で過ごすことが可能です。
自炊が不得意で、普段外食が多い人にとっては
田舎暮らしは
かなり厳しいかもしれません。
田舎は食材も豊富に揃うわけではないので
売っている材料で献立を考える必要があります。
いつでも海の幸、山の幸が
売っているわけじゃないのです。
近所にスーパーがあるとしても
規模が大きいとは限りません。
今日はマグロはあるけどサーモンが無い
みたいなことはよくあります。
食べたいものが必ず食べられるわけではないので
食にこだわりがある方には厳しいかもしれませんね。
移住する機会に
自炊にチャレンジしてみよう!
交通機関が少ない&学校が遠い
お店の少なさと同じくらい困るのが
交通機関が少ないことです。
電車もバスも1時間に何本もあるとは限りません。
私も学生時代
1時間に1本のバスや電車で通学しました。
バス停や駅まで
徒歩数十分かかるのも大変でした。
田舎に住むほとんどの家庭では
車を所有しています。
「1人1台」が言いすぎじゃないくらい
車の所有率が高いです。
中高校生は自転車で
ある程度自分で移動できますが、
雨の日や遠方の練習試合では
親の送迎に頼ることが多く、
自家用車がないとキツイと感じました。
家族で1台しかないと
勤務に使ったら子どもの送迎ができません。
夫と妻で軽自動車を1台ずつ持つ家庭が多かったです。
私の母は免許を持っていなかったので
私は空気を読んで文化部に入部しました₍^^;
田舎は学校によって
○部なら〇高校、○部なら〇高校と
運動の種目別に強い学校が決まっています。
お子様がいる家庭では何の部活に入るかで
住む地域がだいぶ絞られるかもしれません。
結果を出している学校は
顧問の先生を手放したがらないので
同じ高校がずっと強いです。
₍田舎だけでなく都会もそうですよね₎
老後は運転が心配なので駅近をオススメしますが、
お子様がいるご家庭では
どこの学校に通うかが重要になるかもしれません。
クラスメイトに
登校に1時間以上かかる人は結構多くて、
テスト前後は特に大変そうでした。
₍乗車時間だけでなく待ち時間が長い₎
大人は車があるので
ある程度の距離でも何とかなりますが
子どもは徒歩、自転車、バス、電車を
駆使しなければなりません。
大人の仕事の都合だけでなく、
子どもの通学のしやすさも考慮してあげると
負担が減ると思います。
最近は学校の統廃合の話も
いたる所で出ています。
将来的に通おうと思っている学校が
通いたい時期に残っているかどうか
念のため調べておきましょう。
学校が廃校になったら
スクールバスで遠くまで通うことに
なるかもしれません。
チーム練習ができないとスポーツも不利です。
車の台数と家の駐車場
賃貸物件を見ていると、
駐車場は1台分しかないことが多いです。
先ほど
夫婦で1台ずつ持つ家庭が多いと言いましたが、
田舎は持ち家率が高いです。
賃貸物件に住むつもりであれば、
駐車場の確保ができるかどうかも
しっかり確認しておきましょう。
物件に駐車場が1台分しか確保できなくても、
近くに月極駐車場の空きがあったり
知り合いから駐車スペースを
貸してもらったりする人もいます。
市役所近くは5千~1万くらいしますが
住宅地であれば3000円くらいで
借りられるところが多いです。
我が家は家賃の安さを最優先したので
車庫が1台分しかない物件を選びました。
近くに貸し駐車場もなく、それまでの仕事を辞めて
在宅ワークをすることになったので
引っ越しを機に車を1台手放して今に至ります。
持っているだけで
維持費がかかりますからね。
結果的に、在宅ワークで子なしなので
全く問題なく車1台で生活できています。
子どもができて部活に入ったら
車が必要になるかもしれませんが、
とりあえず今は車1台で過ごすつもりです。
レンタカーやカーシェアリングが
近くでできればいいんですけどね。
近くにレンタカーショップがあるのであれば
車を持たずに
使うときだけ借りるという選択肢もアリです。
将来的に交通網が
もっと使いやすくなるといいのですが
あまり期待はできそうにありません。
毎年のようにバス路線が
縮小・廃止になっています。
人口減で採算を合わせるのは難しそう…。
田舎住まいのオススメは県庁所在地
フルリモートで仕事できる方であれば、
居住地を田舎にすることで生活費を節約し、
貯金を増やすことは可能です。
あまりに田舎すぎると
交通や買い物で不便が多いですし、
電波も届かないところが出てきます。
常に自然に囲まれていたい!
という強い思いがないのであれば
県庁所在地がある都市部への移住がおすすめです。
都市部は交通手段が多くて
何かと便利です。
もっと細かく言うと
都会から出て来たばかりの方には
「地方都市」がおすすめです。
東北で言ったら
宮城県の仙台が一番の都会です。
雪も少なく、交通網が発達しており
東京まで新幹線で1時間半です。
県庁所在地は交通の便が良く、駅も栄えているので
お店もたくさんあります。
県庁所在地から離れると
外食、ショッピング、遊ぶ場所を求めて
車を30分以上走らせることもあるので、
気軽には行きづらくなってきます。
散歩や自然を楽しむ
アウトドアな趣味を持っているなら
ド田舎もアリですが、
パートナーなど
家族にショッピング好きがいるのであれば
家は都市部にしておいた方が無難でしょう。
東北にある大きめアウトレットは仙台のみ。
仙台とその他の東北とでは
栄え方にかなり大きな差を感じます…。
田舎暮らしの理想と現実
田舎暮らしの理想
・家賃が安い
・家が広い
・庭が広い
・自然に囲まれている
・煩わしい人間関係から解放される
・在宅勤務なら満員電車に乗る必要がない
・空気がおいしい
・食べ物がおいしい
・生活費が安い
確かに、これは間違ってはいないですね。
自然に囲まれて
ストレスはかなり激減するのではないでしょうか。
田舎暮らしの現実
・交通手段がない
・車は大人1人1台必要
・田舎の企業は給料が安い
・近くに店がない₍スーパー、銀行、病院₎
・遊ぶ場所がない₍本、洋服、カラオケ、外食、美容など₎
・学校の統廃合が進んでいる
・保育園、幼稚園の空きがない
・とにかく虫が多い
・近所付き合いがとにかく密
・町内会の手伝い₍草刈り、側溝の掃除、消防団活動、祭りなどイベントの準備₎
私はまだ虫に慣れないです。
こっちに来てから
見たこともない虫に何度も出会いました。
₍毎回夫に対処してもらっています₎
実際に生活してみて感じたこと
「地域にうまく溶け込めるか」が
田舎暮らしでは意外と重要だったりします。
煩わしい人間関係から解放されたくて
田舎に来た人にとっては
違う悩みが増えるかもしれません。
田舎のおばちゃんは噂好きなので
田舎に馴染まない立ち振る舞い・恰好をしていると
あっという間にうわさが広まってしまいます。
田舎に紛れ込みつつ
こっそり早期FIREを目指して仕事をするのも良し、
紛れ込むのが面倒であれば
田舎の都心部であれば
高層マンションも少ないですが建っていますし
外車も時々は見るので
あまり周りの目を気にせず
過ごすことができるのではないでしょうか。
着たい服を着て、乗りたい車に乗るなら都市部ですね。
場所にもよりますが、
田舎の都心部とド田舎では
家賃に数万の差が出るのは覚悟しましょう。
田舎になればなるほど
近くのお店が遠くなり、
交通手段が減るので車は必須になります。
しかし、東北の冬は雪が降るので
雪道の運転はかなり危ないです。
スタッドレスタイヤも
数年に1度買い替えるので
車に掛かる出費は地味に大きいです。
学生さんは1時間に1本のバスや電車で通学するので
登下校が大変です。
猛吹雪の中、屋根もない停留所で
1時間以上バスを待つこともありました。
寒すぎて死にそうだったなぁ。
₍学生時代はスカートだったので₎
今思うと、生活するのはものすごく大変だったけれど
人の温かさ、優しさはものすごく感じました。
不便だけど、愛着があるので離れられません。
自然とともに過ごし、人間のちっぽけさを実感しながら
大切な家族と過ごす時間はとても温かく感じました。
近所のおばちゃんのおせっかいが
嬉しく感じる瞬間もあるんですよね。
情報過多なこの時代において
田舎暮らしは自分自身を見つめ直す
良いきっかけになるかもしれません。
結論!田舎暮らしはこんな人にオススメ
結論として、私は田舎暮らしをオススメします。
ただし、必須条件として
「あまり物欲がなく、
自然に囲まれた生活をしたい人」に限ります。
私は人混みが苦手なので
田舎暮らしが合っていました。
田舎は自然に囲まれていて、
四季を感じながらのんびり&ゆったりと
生活することができます。
県庁所在地がある都市部であれば
交通の便は良いですし、虫の数も少なめです。
周りが田んぼだらけだと
夏は虫の鳴き声&カエルの大合唱で
風情を感じるどころじゃなく
ひたすらうるさいです₍^^;
都市部は交通量が多いので、
田舎に比べて空気が美味しくないのは
デメリットですね。
都会に比べたら
十分美味しいですけどね。
田舎暮らしは虫との戦いだけでなく
自然との戦いも
都会に比べて一層厳しくなります。
都会住まいだった人にとって、
東北の冬はかなりこたえると思います。
ウインタースポーツ好きな人は
逆に楽しめるみたいだけどね。
最高気温がマイナスになると
外出を控えるようになりますし、
道路が凍結している中での車の運転は
かなり危険です。
猛吹雪でホワイトアウトになったら
目の前の車さえ見えないので危険!
冬の多くは家で過ごすことになります。
冬の暖房費₍灯油₎は電気代の何倍もかかります。
エアコンだけで過ごせるとは
思わないほうがいいです。
人は温かいし、少ないお金で
ゆったり過ごすことができるのは確かです。
あまり物欲がなく、家が大好きな人には
田舎暮らしは向いていると思います。
田舎暮らしを検討している方は、
メリットだけでなくデメリットも
きちんと考慮した上で
参考にしてみてください。
長い文章をお読みいただき、
ありがとうございました!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<追記・物件探しについて>
低所得で非課税世帯であれば
市営住宅・県営住宅などに応募してみるのも
良いでしょう。
家賃は安いけれど
中はボロボロかもしれないので
応募前に調べられることは
調べたほうがいいと思います。
₍築年数や間取りなど₎
非課税まではいかない所得で
なるべく安い家賃の物件を探しているのであれば
ビレッジハウスのような
雇用促進住宅をリフォームした物件もアリだと思います。
とにかく低価格が売りのビレッジハウス。
部屋数もあって賃料は安く、
リフォーム済みなので内装は白くて綺麗です。
外装は微妙な所もありますが
我が家も居住を検討したことがあります。
浴槽は狭いし、シンクの配管がむき出しだったり
しますが、エアコンは付いていますし
最低限の生活には問題ないレベルだと思います。
3~4階はエレベーターがないので
若い人でないと厳しいとは思いますが、
1~2階の物件でも周辺の物件よりは
安い相場で出ていました。
敷金・礼金など掛からないのも
魅力ですね。
相場は平均的でもいいので
お風呂や他の条件でこだわりたい!ということであれば
大手不動産会社で物件を探してみましょう。
直接見に行かなくても
お部屋探しができるのはいいですね!
都会でも田舎でも、気に入った場所で
落ち着いて過ごすことができるおうちを
見つけることができるよう願っています。
皆さんが納得した家賃で生活し
安心できる場所が見つかりますように!
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