予備費を準備して節約中の家計をしっかり管理しよう②

暮らし

以前に予備費の話をしたときは
「生活費の他に予備費を設けることで
余裕を持って節約を続けることができる」という話をしました。

予備費を準備して節約中の家計をしっかり管理しよう①
毎月の予算を設定しても、イベントや突然の出費で予定通りにいかないのが家計の難しさ。低収入でも、最初から予備費を設定しておくことで、ある程度の出費に耐えられる家計を作ることが可能です。現在ギリギリ生活を送る我が家の内訳も載せているので、節約の参考になれば幸いです。

今回はその続きのお話です。

夫婦で定期的にお金について話し合おう

節約生活を続けるうえで大切だと感じていることは、
夫婦でお金の話を定期的にすること」です。

沼の主
沼の主

価値観の共有、すり合わせってやつだね。

どちらか一方が頑張って節約していても、
もう一方の人が浪費をしていては
お金はいつまで経っても貯まりません。

定期的に家の財政状況を共有することで、
夫婦が同じ目標に向かうことができるようになります。

沼の主
沼の主

我が家は特に日にちを決めていませんが

生活費にいくら必要で、貯金はいくらあるのか

定期的に話すようにしています。

節約ばかりで苦しくならないように、
ときどき息抜きになるようなイベントを入れるのも
モチベーションが長続きする秘訣です。

沼の主
沼の主

トレー回収で交換した商品券で

ビールを買ってあげたら
夫がトレー回収を

進んで協力してくれるようになりました。

浪費すると分かっている行事は
最初から予定に組み込んでしまうことで
予定外の出費を防ぐ効果があります。

沼の主
沼の主

誕生日、クリスマス、記念日関連など

外食費やプレゼント代に掛かる費用は

大体で良いので寄せておきましょう。

日々の生活のために節約するだけでなく、
旅行の資金を貯める」など「目標」を立てることで
家族に協力してもらいやすくなりますよ。

沼の主
沼の主

我が家もほんの少しずつですが

旅行のために貯金をしています。

数年に1回だったとしても

日々の節約へのモチベーションはかなり上がります。

我が家は夫婦2人暮らし。

当面の目標は
子どもができた場合の「教育資金を貯めること」です。

10~20年後、ある程度金額に目途がついたら
老後資金の貯金」へとシフトチェンジする予定です。

中長期で共通の目標を掲げることで
家族一丸となって楽しみながら節約に取り組みましょう!

夫婦で認識を統一させておく

これは結婚前にしておくべきことですが、
どんなに好き同士であったとしても
お金に関わる価値観は変えることはできません。

考え方があまりにかけ離れていると
お金の貯まるスピードがゆっくりになってしまいます。

考え方が似ている人をパートナーに選ぶことで
お金の貯まるスピードは速くなります。

私たち夫婦は考え方が似ているようで、あまり物欲がありません。

沼の主
沼の主

幼少期からクラスメイトに
「おじいちゃん」「おばあちゃん」と

呼ばれてきた2人です(^^;

おかげで物を買うときにもめることはほぼありません。

沼の主
沼の主

高額なものを購入するときは話し合います。

その結果貯金で買うこともあるし、

お金が貯まるまで一緒に頑張ることもあります。

(もちろん我慢してもらうこともある)

お互いが納得できるように冷静に話せると良いですね。

少しでも安く買えないか
調べてから購入する癖がついているので、
安心してお互いに買い物を任せることができています。

沼の主
沼の主

半額になった野菜を

ホクホクした表情で買ってくる夫を見て

「主婦だな…」と思いました(^^)

2020年まで2人ともブラック企業で働いていたので
眠りたい時間に眠ることができ、
自分の時間が持てるだけで幸せだと思っています。

沼の主
沼の主

今だけかもしれませんが、今はそれでいいんです。

あとは健康な体が戻ってくるように
努力するのみですね…。
(ブラック企業勤務のせいで胃腸が弱い)

これから数年かけて
基礎体力をじっくりつけていきたいと思います。

予備費は2段階に分けるとさらに貯まる

我が家では予備費を2段階に分けています。

毎年使う予備費の他に
滅多に使わない予備費まで分けておくと
いざというときに安心です。

滅多なことでは使わないので、一度貯まれば
使うまでは放置でOKの項目です。

2段階目の予備費は
家電購入費」「慶弔費」「医療費」の3つです。

沼の主
沼の主

医療費は出る時は出てしまうのですが

健康であれば数か月使わずに済みます。

家電購入費

家電購入費は5~10年に一度ですが
かなり大きな額を必要とします。

結婚と同時に家電を丸ごと買い揃えたので、
壊れるのは同じ時期になると予想しています。

少しでも負担が軽くなるように、
家電購入費用を積み立てておくと安心です。

我が家ではとりあえず最低3万円は確保しています。

沼の主
沼の主

余裕があればもっと貯めておきたいですね。

沼の主
沼の主

最近レオパレスで暮らす期間があったことで

今使っている家電よりも安くて小さいサイズでも

生活できることに気づきました。

買い替え時は家電をサイズダウンする予定です。

レオパレスの洗濯機~容量・サイズ・使い心地は?
レオパレスの家具・家電つき物件に住んでいる筆者が、洗濯機の容量、サイズ、機能、洗剤置き場、使い勝手について説明します。今後入居を考えている方にとって、参考になれば嬉しいです。

慶弔費

慶弔費は数~10年に一度
参加する機会があるかもしれません。

沼の主
沼の主

30歳を超えて結婚式に呼ばれることが減り、

慶弔費は滅多に減らなくなりました。

我が家では結婚式の参列を想定して、
3万円程度(新札で)用意してあります。

お車代が出るか分からないので
交通費も用意しておけると安心ですね。

交通費も飛行機や新幹線は使わず
安い高速バスを使うつもりなので、
1~2万円程度は寄せておきたいところです。

医療費(高額療養費・保険)

次に医療費です。

30~40代であれば、持病がない限り
病院代はそこまで多くは必要ないでしょう。

我が家はフリーランスなので、受けられる健康診断は
市町村の必要最低限の健康診断のみ。

沼の主
沼の主

ブラック企業明けなので

夫婦ともに胃腸は弱いです…

大きな病気はなくても、歯の定期健診、
胃薬、風邪薬、痛み止めをドラッグストアで
定期的に購入しています。

沼の主
沼の主

ポイントやクーポンを利用して

店頭価格そのままの値段では

買わないようにしています。

他の用事での通院でも
痛み止めや胃薬は処方してもらえることが多いので
ドラッグストアで購入することは少なめです。

大きな手術や病気に備えることができれば
それに越したことはありませんが、
日本には「高額療養費制度」という
ありがたいシステムがあります。

この制度を利用すれば、
低収入の私たち夫婦の場合だと
1か月の医療費は
入院費6万円程度+食事代+パジャマ代
乗り切ることができます。

沼の主
沼の主

義母が入院した際に代理で市役所で手続きをして
初めて詳細を知りました。

実際1か月入院しましたが、費用は

10万円かかりませんでした。
低収入の家族にとってはありがたい制度です。

※住んでいる地域、世帯の所得によって限度額は変わります。
詳細を知りたい方は市役所のホームページ等で確認してください。

疾患の内容にもよりますが、
病院も回転率を上げたいので
手術であっても数日~数週間で退院になるケースは多いです。

沼の主
沼の主

免疫系の治療などは1か月以上

入院することもありますが、

多くの人は1か月以内に退院させられてしまうと

思った方が無難です。

我が家では医療&がん保険の加入は最小限にし、
月々の医療費は「保険ではなく貯金で確保」することで
固定費を減らしています。

沼の主
沼の主

月に5000円保険に払ったら10年で60万円。
1か月の入院×5~6回分です。

10年以内に1か月の入院を5回以上繰り返すのか?と考えて

30代のうちは保険ではなく貯金で備えることにしました。

通院や薬の費用は退院後も掛かりますが、
5000円程度の保険では
そこまで到底カバーしきれません。

沼の主
沼の主

保険に入っていようがいまいが

お金が掛かるときには掛かる、ということです。

沼の主
沼の主

「通院・手術で〇万円支給」と書かれていても

安心はできません。

対象になる症例と対象外の症例があるので
油断は禁物です。

実際に親戚が入院することになり、
保険屋さんに問い合わせたときに

保険担当者
保険担当者

申し訳ありません、こちらの病気は保険適応外でして…

と断られたことは1度や2度ではありませんでした。

沼の主
沼の主

中には

「軽度のがんが見つかって、

保険に入っていたおかげで数十万円得したわ~」

なんて言う親戚もいましたが…。

保険にするか、貯金にするか。
各家庭で話し合って、納得できる選択をしましょう。

沼の主
沼の主

とはいえ無保険だと心細い気持ちも分かります。

我が家も月2000~3000円の共済

数百円の掛け捨てネット保険

入る可能性は今後もあります。

(↑共済は使わなかった分が返金されるので

月の出費が数百円になる可能性もある)

保険は必要ないと言うつもりはありません。

自分に必要なサイズを見極めて、
必要であればスリム化することで
家計の負担を減らしましょう。

ゆっくり貯めればOK

2段目の予備費は、1年で貯める必要はありません。

数年かけて目標金額を貯めたら、
あとは使うまでそのままでOKです。

沼の主
沼の主

各家庭によって必要な予備費は異なります。

数年おきに見直すことも大切です。

事前に準備しておくことで
急な出費に焦ることがなくなり、
管理がしやすくなります。

沼の主
沼の主

使途不明金が出てしまう人は

管理方法を見直してみましょう。

管理することで無駄が見え、
その無駄を減らしたくなってくると思います。

ゲームのように楽しみながら無駄をなくし、
普通に生活しているだけで節約している状態に
持っていけたら、あなたは節約上級者!

無理なく続けられる範囲で節約できるように
家計の把握をしてみてくださいね(^^)

ご覧いただき、ありがとうございました!

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