以前に予備費の話をしたときは
「生活費の他に予備費を設けることで
余裕を持って節約を続けることができる」という話をしました。
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今回はその続きのお話です。
夫婦で定期的にお金について話し合おう
節約生活を続けるうえで大切だと感じていることは、
「夫婦でお金の話を定期的にすること」です。
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価値観の共有、すり合わせってやつだね。
どちらか一方が頑張って節約していても、
もう一方の人が浪費をしていては
お金はいつまで経っても貯まりません。
定期的に家の財政状況を共有することで、
夫婦が同じ目標に向かうことができるようになります。
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我が家は特に日にちを決めていませんが
生活費にいくら必要で、貯金はいくらあるのか
定期的に話すようにしています。
節約ばかりで苦しくならないように、
ときどき息抜きになるようなイベントを入れるのも
モチベーションが長続きする秘訣です。
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トレー回収で交換した商品券で
ビールを買ってあげたら
夫がトレー回収を
進んで協力してくれるようになりました。
浪費すると分かっている行事は
最初から予定に組み込んでしまうことで
予定外の出費を防ぐ効果があります。
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誕生日、クリスマス、記念日関連など
外食費やプレゼント代に掛かる費用は
大体で良いので寄せておきましょう。
日々の生活のために節約するだけでなく、
「旅行の資金を貯める」など「目標」を立てることで
家族に協力してもらいやすくなりますよ。
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我が家もほんの少しずつですが
旅行のために貯金をしています。
数年に1回だったとしても
日々の節約へのモチベーションはかなり上がります。
我が家は夫婦2人暮らし。
当面の目標は
子どもができた場合の「教育資金を貯めること」です。
10~20年後、ある程度金額に目途がついたら
「老後資金の貯金」へとシフトチェンジする予定です。
中長期で共通の目標を掲げることで
家族一丸となって楽しみながら節約に取り組みましょう!
夫婦で認識を統一させておく
これは結婚前にしておくべきことですが、
どんなに好き同士であったとしても
お金に関わる価値観は変えることはできません。
考え方があまりにかけ離れていると
お金の貯まるスピードがゆっくりになってしまいます。
考え方が似ている人をパートナーに選ぶことで
お金の貯まるスピードは速くなります。
私たち夫婦は考え方が似ているようで、あまり物欲がありません。
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幼少期からクラスメイトに
「おじいちゃん」「おばあちゃん」と
呼ばれてきた2人です(^^;
おかげで物を買うときにもめることはほぼありません。
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高額なものを購入するときは話し合います。
その結果貯金で買うこともあるし、
お金が貯まるまで一緒に頑張ることもあります。
(もちろん我慢してもらうこともある)
お互いが納得できるように冷静に話せると良いですね。
少しでも安く買えないか
調べてから購入する癖がついているので、
安心してお互いに買い物を任せることができています。
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半額になった野菜を
ホクホクした表情で買ってくる夫を見て
「主婦だな…」と思いました(^^)
2020年まで2人ともブラック企業で働いていたので
眠りたい時間に眠ることができ、
自分の時間が持てるだけで幸せだと思っています。
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今だけかもしれませんが、今はそれでいいんです。
あとは健康な体が戻ってくるように
努力するのみですね…。
(ブラック企業勤務のせいで胃腸が弱い)
これから数年かけて
基礎体力をじっくりつけていきたいと思います。
予備費は2段階に分けるとさらに貯まる
我が家では予備費を2段階に分けています。
毎年使う予備費の他に
滅多に使わない予備費まで分けておくと
いざというときに安心です。
滅多なことでは使わないので、一度貯まれば
使うまでは放置でOKの項目です。
2段階目の予備費は
「家電購入費」「慶弔費」「医療費」の3つです。
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医療費は出る時は出てしまうのですが
健康であれば数か月使わずに済みます。
家電購入費
家電購入費は5~10年に一度ですが
かなり大きな額を必要とします。
結婚と同時に家電を丸ごと買い揃えたので、
壊れるのは同じ時期になると予想しています。
少しでも負担が軽くなるように、
家電購入費用を積み立てておくと安心です。
我が家ではとりあえず最低3万円は確保しています。
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余裕があればもっと貯めておきたいですね。
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最近レオパレスで暮らす期間があったことで
今使っている家電よりも安くて小さいサイズでも
生活できることに気づきました。
買い替え時は家電をサイズダウンする予定です。
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慶弔費
慶弔費は数~10年に一度
参加する機会があるかもしれません。
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30歳を超えて結婚式に呼ばれることが減り、
慶弔費は滅多に減らなくなりました。
我が家では結婚式の参列を想定して、
3万円程度(新札で)用意してあります。
お車代が出るか分からないので
交通費も用意しておけると安心ですね。
交通費も飛行機や新幹線は使わず
安い高速バスを使うつもりなので、
1~2万円程度は寄せておきたいところです。
医療費(高額療養費・保険)
次に医療費です。
30~40代であれば、持病がない限り
病院代はそこまで多くは必要ないでしょう。
我が家はフリーランスなので、受けられる健康診断は
市町村の必要最低限の健康診断のみ。
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ブラック企業明けなので
夫婦ともに胃腸は弱いです…
大きな病気はなくても、歯の定期健診、
胃薬、風邪薬、痛み止めをドラッグストアで
定期的に購入しています。
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ポイントやクーポンを利用して
店頭価格そのままの値段では
買わないようにしています。
他の用事での通院でも
痛み止めや胃薬は処方してもらえることが多いので
ドラッグストアで購入することは少なめです。
大きな手術や病気に備えることができれば
それに越したことはありませんが、
日本には「高額療養費制度」という
ありがたいシステムがあります。
この制度を利用すれば、
低収入の私たち夫婦の場合だと
1か月の医療費は
入院費6万円程度+食事代+パジャマ代で
乗り切ることができます。
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義母が入院した際に代理で市役所で手続きをして
初めて詳細を知りました。
実際1か月入院しましたが、費用は
10万円かかりませんでした。
低収入の家族にとってはありがたい制度です。
※住んでいる地域、世帯の所得によって限度額は変わります。
詳細を知りたい方は市役所のホームページ等で確認してください。
疾患の内容にもよりますが、
病院も回転率を上げたいので
手術であっても数日~数週間で退院になるケースは多いです。
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免疫系の治療などは1か月以上
入院することもありますが、
多くの人は1か月以内に退院させられてしまうと
思った方が無難です。
我が家では医療&がん保険の加入は最小限にし、
月々の医療費は「保険ではなく貯金で確保」することで
固定費を減らしています。
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月に5000円保険に払ったら10年で60万円。
1か月の入院×5~6回分です。
10年以内に1か月の入院を5回以上繰り返すのか?と考えて
30代のうちは保険ではなく貯金で備えることにしました。
通院や薬の費用は退院後も掛かりますが、
5000円程度の保険では
そこまで到底カバーしきれません。
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保険に入っていようがいまいが
お金が掛かるときには掛かる、ということです。
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「通院・手術で〇万円支給」と書かれていても
安心はできません。
対象になる症例と対象外の症例があるので
油断は禁物です。
実際に親戚が入院することになり、
保険屋さんに問い合わせたときに
![保険担当者](https://farmingfamily.blog/wp-content/themes/cocoon-master/images/b-man.png)
申し訳ありません、こちらの病気は保険適応外でして…
と断られたことは1度や2度ではありませんでした。
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中には
「軽度のがんが見つかって、
保険に入っていたおかげで数十万円得したわ~」
なんて言う親戚もいましたが…。
保険にするか、貯金にするか。
各家庭で話し合って、納得できる選択をしましょう。
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とはいえ無保険だと心細い気持ちも分かります。
我が家も月2000~3000円の共済や
数百円の掛け捨てネット保険に
入る可能性は今後もあります。
(↑共済は使わなかった分が返金されるので
月の出費が数百円になる可能性もある)
保険は必要ないと言うつもりはありません。
自分に必要なサイズを見極めて、
必要であればスリム化することで
家計の負担を減らしましょう。
ゆっくり貯めればOK
2段目の予備費は、1年で貯める必要はありません。
数年かけて目標金額を貯めたら、
あとは使うまでそのままでOKです。
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各家庭によって必要な予備費は異なります。
数年おきに見直すことも大切です。
事前に準備しておくことで
急な出費に焦ることがなくなり、
管理がしやすくなります。
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使途不明金が出てしまう人は
管理方法を見直してみましょう。
管理することで無駄が見え、
その無駄を減らしたくなってくると思います。
ゲームのように楽しみながら無駄をなくし、
普通に生活しているだけで節約している状態に
持っていけたら、あなたは節約上級者!
無理なく続けられる範囲で節約できるように
家計の把握をしてみてくださいね(^^)
ご覧いただき、ありがとうございました!
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