災害に備え、ソーラーパネル付きのポータブル電源を購入
私は東北の田舎町で
夫婦2人暮らしをしている”沼の主”です。
3.11を経験し、元々心配性でもあったので
防災対策は毎年定期的に
中身の入れ替え・点検を行っています。
今回、高い買い物になるので
ずっと延期していた
ソーラーパネル付きポータブル電源を購入しました。
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2024/01/エコフロー 本体-1-rotated.jpg)
使ってみて気づいた意外なデメリットや
バッテリーの持ち具合について
今日は書いていきたいと思います。
購入前に検討した他の候補などは
過去記事で詳しく書いています。
お時間がありましたら
こちらも読んでみてください。
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2024/01/エコフロー 起動時-160x90.jpg)
筆者が購入したポータブル電源
私が購入したのはEco Flow (エコフロー)の
RIVER Pro というポータブル電源です。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
こちらはソーラーパネルが
付いていないタイプです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
こちらはソーラーパネル付き。
約3万円金額がUPします。
エコフローは
日本のポータブル電源界の中では有名で
人気のあるメーカーの1つです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
他にもジャクリーなんかが有名ですね。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
口コミがたくさんあったほうが
メリット・デメリットが
購入前に分かりやすいです。
予算の都合で容量は720Whにしました。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
もっとお金があれば
さらに容量の大きなものに
したかったのですが、今の我が家は
これが限界…(´;ω;`)
車中泊やキャンプなどに持っていくなら
このくらいの容量が使いやすいと思うのですが、
被災してしまったときにどれくらい使えるかというと
この容量だと1日程度だと思います。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
夏ならすぐにソーラー充電できるので
何とかなるんじゃないかと思うのですが、
冬だと心もとないかも…
筆者は雪の降る東北地域に住んでいます。
真冬に被災した際に
どの程度使えるのか心配になり、
試しに使ってみることにしました。
東北地方で真冬に被災したらどの程度使える?
雪の降る地域で真冬に被災した場合、
特に難しいのが寒さ対策です。
とにかく夜は冷えるので、
最低気温がマイナスになったりします。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
防災用具は
厳しい事態を想定して
備えておきましょう。
真冬に被災すると、停電状態の場合
ストーブを使うことができません。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
反射式ストーブなら
灯油があれば使えるので
防災用に1台用意しておくことを
お勧めします。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
1万円程度からと
価格もお手頃です。
停電に備えて
なるべく電気を必要としない暖房器具を
確保しておきましょう。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
手持ちの防災バッグには
カイロを入れておきたいですね。
家が倒壊しておらず無事な場合、
羽毛布団にくるまっていれば
ギリギリ体温は保てるかもしれません。
それでも寒い事には変わらないので
省エネで温かさを得られる
電気毛布を使えるようにするのが
今回ポータブル電源を購入した私の目的でした。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
電気毛布は強モードでも
1時間40~60W程度しか消費しないので
電気ストーブなどに比べて省エネです。
(電気ストーブだと弱でも350Wくらい)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
普段の生活でも灯油&電気代節約のため
ストーブの室内設定温度は低めに設定して
体に電気毛布を巻いて過ごしています。
(1日中使っても1か月の電気代は500円前後)
バッテリーの持ちはどうだった?
筆者の購入した容量720Whのエコフローの場合、
”60Wの電気毛布は8時間使用できる”と
説明書には書いてありました。
家にある電気毛布は消費電力が40Wだったので
室内気温を18度にして
何時間持つのか試してみたところ、
12時間持ちました。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
説明書通りの時間持つと
考えて良さそうです。
しかし、購入者さんのレビューから
興味深い投稿を発見しました。
「室内で試したときは一晩明かせたので、
これなら大丈夫!とキャンプに持って行ったところ
外気温が室内よりも冷たい車中泊だっかためか
一晩持たずに給電できなくなってしまった」
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
外気温によって消費電力が
大きくなるかもしれない
ということ!
なるほど!
確かに携帯電話も
寒いor熱いところに置いておくと
電池の減りがめっちゃ早くなりますよね。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
ポータブル電源で同じことが起きても
おかしくありません。
今回は12時間持ちましたが、
10度以下の室温で使う場合は
さらに短い時間で使えなくなる可能性が
高いと思っておいた方がよさそうです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
お金に余裕があるならば
予備のバッテリーを備えておく
という手もあります。
我が家は貧乏なので
反射式ストーブを1台物置に備えておき
灯油をある程度多めに
確保しておこうと思います。
反射式ストーブは
上に鍋やヤカンなどをのせて調理もできます。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
お子さまが近づかないよう
注意してくださいね!
火力があるので
1枚の電気毛布を家族で分け合って使うより
広い面積を暖めることができます。
しかし灯油の消費はあっという間なので
冬の災害に備えて
灯油は多めにストックしておかなければなりません。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
劣化防止のためにも
その年のうちに使い切れる灯油量を
持っておきたいですし、
我が家は狭いので
あまり多くは備蓄できないのが
悩ましいですね。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
車中泊する方も多いかもしれませんが
災害時はガソリンスタンドも
復旧するまで数日以上掛かります。
日頃からガソリンが無くなってから
給油するのではなく、半分くらいになったら
給油する習慣をつけておきましょう。
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ガソリンをストックしたい人は
灯油用のポリタンクではなく
ガソリン専用の携行缶にね。
盲点だった給電問題
筆者が使ってみて感じた欠点は、
雪の降る東北地方では
日照時間がとても短いということです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
つまり、冬は
ソーラーパネルで充電できない!
試しに電気毛布を12時間使って
バッテリーを空にした状態から
窓際にソーラーパネルを置いて
給電しようと試みたところ、
何時間経っても
ずっと1~2%をウロウロ…
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2024/01/エコフロー 起動時-1-rotated.jpg)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
結局数時間経っても
10%も充電できませんでした(´;ω;`)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
コンセントからは
1.6時間で満充電できたので
故障ではないです。
夏ならあっという間にフル充電できるので
役立つ品物だと思うのですが、冬の活用は
あまり期待はし過ぎないほうがよさそうですね。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
避難所では携帯の充電すら
長蛇の列になってしまうので
携帯の充電ができるだけでも
良しとしておこう。
おわりに:日本のどこに住んでいても備えは必須
日本地図やネットを見ながら
どこに住むのが最も安全か
考えたこともありますが、
日本中どこに住んでいても
何かしらの災害リスクはあるんですよね。
地震だけでなく、
洪水、台風、噴火、津波、豪雨、豪雪…
生活する上では災害リスクだけでなく
治安の良さも関わってきます。
私の住む東北地方は冬(雪)が
とにかく大変なのですが、
それさえ乗り越えることができれば
自然豊かで人も温かく、
空気・水・食べ物は新鮮で美味しく
子育てが伸び伸びできる環境です。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
お金は全然稼げないけれど
ゆったり過ごせるので
自給自足の暮らし向きです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
東北に定住する若者は
ウインタースポーツ好きが多いかも。
冬のメリットは
これくらいしかありません( ´∀` )
我が家も月10万円前後の少ないお給料で
2人暮らしが成り立つのは
田舎だからこそできることです。
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野菜価格は高騰しているので
家庭菜園の規模を毎年広げて
対応しています(;^_^
駅近くに住んでいない限り
車必須ではありますが、
スーパーや病院、学校などが
近くにある場所を選べば
最低限、普通の生活はできています。
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田舎は就職先が少ないので
在宅ワークが可能な
職種だと良いですよね。
これからもこの地で
冬は雪と格闘しながら
節約情報をブログ発信
していきたいと思っています。
皆さんもお住まいの地域の
良い所・悪い所はあると思いますが、
備えられるところはしっかり備えて
今住んでいる地域で
できる限りの対策をしておきましょう!
ここまで長文お読みいただき、ありがとうございました!
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