秋田県男鹿市にある雲昌寺は
「あじさい寺」として有名で、
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景『日本の絶景編』2017」で
国内第1位になったこともある
絶景観光スポットです。
今回は雲昌寺あじさいの見頃や開花状況、
駐車場、おみくじや御朱印について
詳しく解説していきます!
近々行く予定の方、
いつか行ってみたいと思っている方の
参考になれば幸いです。
雲昌寺のあじさい、2023年の見頃はいつ?開花状況はどんな感じ?
例年の見頃は6月下旬から7月中旬くらいです。
副住職である古仲宗雲さんが
境内にあった1株のあじさいから株分け・挿し木をして
15年以上大切に育て
現在に至るそうです。
境内には約1500株のあじさいが
一面を青い海のように埋め尽くしています。
1個ずつのサイズも
こんもりとしていて大きいです。
高台に位置しているので
吹き抜ける風が心地良く、
あじさいの向こう側に海が見えるポイントもあります。
2023年は雨の影響で
色づきが去年より少し早いようです。
私は2022年も拝観しに行きましたが
2022年は7月初旬が見頃だったので
今年は1週間程度
見頃の時期が早まっているように感じます。
2023年は6月26日時点で
かなり良い感じに色づいていましたよ。
あじさいだけで考えると
「6月20~30日頃が一番の見頃では?」
と思いますが、
6月27日くらいから1週間程度
秋田県男鹿市では雨予報が出ているので
注意しましょう。
紫陽花は雨も似合いますが、撮影は難しくなります。
逆に日照りが続くと色褪せが起きるので、
天気予報はチェックしておきましょう!
写真撮影などを考えると
”6月下旬~7月初旬に晴れ間をぬって鑑賞する”のが
ベストな瞬間を見るコツになりそうです。
日中の自然光も良いのですが、
夜のライトアップも綺麗ですよ。
雲昌寺のあじさい、2023年の観覧時間や拝観料金は?
雲昌寺のあじさいの観覧期間は
2023年6月10日㈯~7月17日(日・祝日)です。
観覧時間は9:00~17:00です。
(最終入場16:30)
拝観料金は200円+あじさい期間特別拝観料300円
=500円となっています。
(中学生以下無料)
6/24㈯、6/25㈰、
7/1㈯、7/2㈰、7/8㈯、7/9㈰は800円
(拝観料200円+あじさい期間特別拝観料600円
=800円)
夜間ライトアップ特別拝観も行っており、
拝観時間・拝観料が異なります。
夜間ライトアップ特別拝観
拝観時間
18:45~21:30(最終入場21:00)
拝観料1000円
(拝観料200円+夜間特別拝観料800円)
6/23㈮、6/24㈯、6/25㈰、
7/1㈯、7/2㈰、7/8㈯、7/9㈰は1300円
周辺駐車場について
次に、周辺駐車場についてです。
雲昌寺の周辺には
無料&有料駐車場があります。
本来ならば境内にも駐車場はあるのですが
あじさい観覧期間中は
使用することができません。
「県道55号線沿い駐車場」に100台前後、
「浮田商店隣駐車場」に10台前後の
計2カ所の駐車場が用意されています。
(無料)
浮田商店隣駐車場は台数が少ないのですが
雲昌寺から徒歩4分(約300m)と近いので
できれば浮田商店隣に停めたいところです。
ただ、民家に囲まれていて
車で待っていられるスペースは無いので
浮田商店近くで空きが出るまで待つ、
ということは残念ながらできなさそうです。
他に待っている車がいなくて
もうすぐ出そうな車があったら
ラッキーですね。
あじさいの時期になると近隣の民家で
1台から駐車場スペースを貸している様子が
散見されます。
金額が掛かっても近場で
早く停める場所を確保したい方は
有料にはなりますが
選択肢として頭に入れておいても
いいかもしれません。
1台1000円と書いているところが多いです。
なるべく、浮田商店横の駐車場に入れるように
混みそうな時間帯を避けて行くのがコツですね。
時間や日程の調整ができるのであれば
休日の10時~14時頃を避けることで
混雑を軽減できると思います。
私は平日の午前中に行きましたが
帰る頃(お昼)には朝の3~5倍、
数十人の行列ができていて
ビックリしました。
鑑賞期間中は男鹿駅や男鹿温泉郷から
シャトルバスも出ているそうです。
(発着所は浮田商店前)
男鹿駅からは40分程度かかるそうです。
私は自家用車で行ったので
男鹿駅から20分(15㎞)で着きました。
路線バスは「男鹿駅前」から乗車して
「北浦」バス停で降車、片道200円です。
バス停を降りたら
雲昌寺まで徒歩4分(350m)となっています。
自家用車以外でお越しの方は
参考にしてみてください。
雲昌寺までの道順
雲昌寺は住宅街に突然現れるので、
初めて行く人だと
周りに観光客の流れが無かった場合
迷ってしまうかもしれません。
道中に看板はあるので
近くにあることは分かるのですが、
ハッキリとした道順は
分かりづらいんですよね…
今回は浮田商店横の駐車場に止めた場合の
雲昌寺までの道のりを
参考がてら書いておきます。
①駐車場に停めたら浮田商店の正面を通過し
すぐ左折する
(浮田商店を正面から見て右側の通りに入る)
②道なりに進む
③数十メートル進んだら
右手にカーブミラーに挟まれた
道路が見えてくるので
このちょっと細い路地に入っていく
④数メートルほど進むと
小さな用水路の上に橋がかかっているので渡る
⑤つきあたりを左折
⑥雲昌寺自体は見えませんが、
急にあじさいがたくさん咲いているのが
右手に見えてくるので、
雲昌寺に到着したことが分かります!
浮田商店隣の駐車場からは
ゆっくり歩いても徒歩4~5分で
到着できます。(300m程度)
雲昌寺のあじさい、2023年の様子~見どころについて
筆者は2023年6月26日に訪問しました。
綺麗な青色に色づき、サイズも大きく、
今年も見頃の季節に来ることができて
良かったな~と感じています。
横道にそれると竹林もあるので
あじさいだけでなく
趣の異なった写真を撮ることができますよ。
傘の赤が緑に映えてますね!
いたる所にお地蔵さまがいて
心を和ませてくれます。
去年よりも笑顔のお地蔵さまが
増えているような気がする…
お参りしたらすぐ横にある
あじさい色のおみくじを引いてみましょう。
(100円)
中吉でした!
境内にはハートの石が7カ所あるそうなので、
探しながら散策してみてくださいね!
雲昌寺のお守り、御朱印、御朱印帳、絵馬
雲昌寺ではお守りや御朱印などもあります。
今年から御朱印帳と絵馬が増えたそうです。
4500円はちょっと高い気がするけれど
控えめで落ち着いていて
可愛らしいデザインですね♪
市販の御朱印帳でも
あじさい柄や青色系など
この季節の雰囲気に合う御朱印帳は
たくさんあります。
自分の予算と好みに合わせて
選んでみてくださいね♪
御朱印帳はその場で書いてもらうのではなく
書き置きしたものを封筒に入れて
頂く形になります。
御朱印は1枚500円で、毎年新しい柄が増えています。
今年は5つの柄から
選ぶことができるようになっていました。
2023年からはオリジナル絵馬が登場し、
ほほえみ地蔵横には
様々な色の絵馬が掛けられていました。
中にはカフェコーナーが
雲昌寺ではお守りなどの小売りコーナーの横に
「あじさいcafe」という
カフェコーナーが設置されています。
小道に沿って簡易ベンチが数個並んでおり、
買ったドリンクなどを
座って飲むことができます。
人気は美しい紫色の「あじさいティー」ですね!
秋田県内で9店舗展開しているナガハマコーヒーや
地元男鹿にある隠れ家的コーヒー店
「珈音」さんのコーヒーも飲めるようです。
周辺でランチを考えている方は
こちらもチェックしてみてくださいね。
雲昌寺から徒歩5分
「亀寿司食堂」さん
(地元の海鮮を使った丼など)
雲昌寺から車で5分
「里山のカフェ ににぎ」さん
(地元の食材を使ったランチ)
雲昌寺ではこんなこともやっています
雲昌寺ではフォトウエディングも行っているそうです。
紫陽花や紫陽花の色が好きな方は
この絶景を背景に
結婚記念写真を撮るのも
素敵な記念になりそうですね。
1年でこの時期だけと
期間がかなり限定されるので
かなり貴重な写真が撮れそうですね。
和の雰囲気×青い紫陽花には
白いドレスも着物も映えそう!
2023年に訪問した際は
フェリシモのあじさい傘が数本置いてありました。
₍撮影に使える貸し出し用の傘₎
現在フォトコンテストが開催されているそうで
興味がある人はあじさい傘をさして
あじさいとのコラボ写真を撮って
応募することができるそうです。
あじさい柄や色の傘は
可愛らしくて季節感も出るので
普段使いにして
梅雨時期を楽しく乗り切るのも良いですね♪
出口近くでは紫陽花グッズの販売をしていました。
ご年配の方が好みそうなデザインは
お土産にも良さそうですね。
雲昌寺限定のババヘラアイス
雲昌寺で今年楽しみにしていたのが
ババヘラアイス。
秋田県のご当地グルメであるババヘラアイスは
観光客からも大変人気があります。
秋田県の国道沿いに夏になると現れる
派手なパラソルが目印です。
おばあちゃんがヘラを使って
アイスをお花のように盛り付けてくれます。
今年は児玉冷菓さんの「ぶどう×ソーダ」味が楽しめます。
基本のババヘラはピンク×黄色ですが、
雲昌寺限定のオリジナルカラーが
楽しめるのはここだけです!
ジェラートのような
氷菓とアイスクリームの中間の口当たりで
サッパリしていてとても美味しかったです!!
おうちでババヘラ体験がしたい人は
こんなセットもあります。
売り場は雲昌寺の出口から出て
道路を挟んだ向かい側にあります。
ババヘラだけでなくパフェや串焼きなどが
ちょこっとだけ売っています。
注意点としては
売り子さんが結構な年配のおばあちゃんなので
おつりの計算を間違えることが
あるかもしれない、ということ(^^;
間違えそうになっていたら
おつりは○○円だね、と
優しくサポートしてあげましょう!
100円多くおつりくれようとして
焦りました…
秋田県潟上市にある「パルテール」さんは
フルーツをふんだんに使ったタルトやケーキで
秋田県内で有名なケーキ屋さんです。
この日は佐藤錦やシャインマスカットなど
美味しいフルーツをたっぷり使った
ドリンク、スイーツ、デザートを
販売していました。
家族や友人、複数人で行くなら
それぞれ違う物を頼んで味見し合っても
楽しそうですね!
簡易テントで販売しており、
近くにパイプ椅子と長机もあるので
座って食べることができます。
簡易的なテントとパイプ椅子が
設置してあるだけなので
汚れていないか
自分でチェックしてから座りましょう。
年齢問わずゆったり楽しめる雲昌寺、皆さんも1度行ってみては?
ここまで雲昌寺について紹介してきましたが、
参考になりましたでしょうか?
とても美しい観光スポットですが
お寺ということもありとても静かで、
ご年配の観光客の方も
かなり多くいらっしゃいました。
景色を見ながら
写真を撮ったりして楽しむ場所なので、
お子様向けというよりは
大人にオススメのスポットですね。
杖をつきながら歩いている方も多くいましたが、
通路は2人がギリギリすれ違えるくらいの
狭い道もあります。
数段の階段もあるので、
車椅子だとちょっと厳しいかも…。
小道が複数に分かれているので
どこかの道が進めなくなっても
大渋滞することはありませんが、
写真撮影の際は前後に人がいないか
注意しながら行いましょう。
秋田県は自然が豊かで
山、海、空、食べ物だけでなく
美味しい日本酒まで楽しめます。
新政酒造のNo.6などはとても有名ですが
地元民でもなかなか手に入れることができません。
飲んだり買ったりできる酒店や居酒屋は
限定されているので、秋田に来たときに
出会えたらラッキーですね!
新政だけでなく美味しいお酒はたくさんあるので
飲み比べてみてください♪
「雪の茅舎」は
秋田のお酒ランキングで
いつも上位にいるお酒です。
山ほど日本酒の種類がある秋田。
「オススメは?」と聞かれると
決めきれないほどあるので
正直困ってしまいます。
男鹿は特に「海」に強い地域です。
漁港が多く、新鮮な魚がたくさん獲れるので
道の駅もお魚が多く、水族館もあって
夏にピッタリの観光名所が多いです!
冬の「なまはげ」も男鹿のイベント。
年中行事が楽しめます!
雲昌寺以外にも
周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあるので
時間があればそちらにも足を運んでみてくださいね!
個人的イチオシは男鹿水族館「GAO」
夏になると行きたくなります♪
男鹿の魅力を知って、訪れる人が増えてくれたら
東北人としてとっても嬉しいです。
ここまで長文をお読みいただき、ありがとうございました!
雲昌寺
〒010‐0683
秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57
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