無職夫婦はいくらで生活しているのか?
我が家はアラフォーの子なし夫婦です。
職を失い引っ越ししてから、
最低限の金額で生活しています。
月々12~13万円でやりくりしています。
ここから国民年金、市県民税、健康保険などの
支払いがあります。
税金を除くと5~6万円で
生活している感じです。
貯金はできず、ギリギリの生活をしています。
現在、在宅ワークで仕事をしていますが、
それだけで家計が回る金額ではありません。
足りない分は、貯金を下ろして
生活しています。
スキルを持っていない状態から始めた在宅ワーク。
分からないことは勉強しながら仕事しているので
収入はまだ低く、不安定です。
ある程度の収入を得るまでには
それなりの日数が掛かると
覚悟しています。
今日は、月12~13万円で暮らす
我が家の家計管理術についてご紹介します。
節約中のご家庭の参考になれたら幸いです。
我が家の食費節約術
我が家の食費は夫婦2人で2万円弱です。
外食はほとんどせず、ほぼ100%自炊です。
外食は結婚記念日など、年に数回だけ。
もちろんファーストフードも買いません。
外食は貯めたポイントで清算するので
現金の持ち出しはほぼゼロです。
お米は地元の直売所やスーパーの特売を
狙って購入しています。
1日2合炊いて、朝夕2食分にします。
お昼は激安の麺や食パンを食べます。
お米は新米だと高いので、
新米に古米を少し混ぜて食べています。
新米の割合を多くし、
水の量を調整することで
意外と違和感なく食べられます(笑)
野菜はスーパー、直売所、家庭菜園、
見切り品、冷凍野菜などを使い分けています。
今年の夏は家庭菜園がうまくいき、
トマトとキュウリは
買わずに済みました!
学生時代は栄養学を学んでいた私。
結婚前は栄養士として
病院や老人施設で働いていました。
ギリギリの食費の中でも
エネルギーや栄養は不足しないよう
バランスを考えて献立を組んでいます。
1食500円徴収していても
現場には250円以内に抑えろ!とか
理不尽な要求がされていたので、
食費削減の勉強にはなったかも。
節約をすると、野菜やたんぱく質が減り
炭水化物が多くなりがちです。
朝は具だくさんの味噌汁、納豆、卵で
タンパク質をプラスするようにしています。
節約中はモヤシばかりになりがちなので
意識的に緑黄色野菜を加えましょう!
メインのたんぱく質は
肉、魚、豆腐、卵をルーティーンで回します。
肉や魚だけだとコスパが悪いので、
豆腐や卵など、安くてタンパク源になるものも
適宜加えています。
かさ増しして腹持ちを良くしています。
肉は国産鶏むね肉を100g48円の時に大量購入。
1か月分下処理して仕込みます。
塩麹に漬けたり、鶏ハムにしたり♪
鶏ムネ肉にはいつも助けられています。
ちょっとした炒め物には100g100円以下の
こま切れ肉を使います。
カレー用、しゃぶしゃぶ用など
用途が限られる肉は買いません。
こちらも安い時に大量購入。
1か月分味付け冷凍しています。
魚は近所のスーパーで
半額になる時間を狙って買いに行きます。
閉店時間の早いスーパーは
19時頃から値下げが始まります。
当日用にお刺身、
ストック用に切り身を購入しています。
切り身は味付けしてから
冷凍保存しています。
1切れ100円以下は絶対条件。
1切れ50円くらいで買っています。
新鮮な魚も、19時過ぎには半額になるので
日中に倍の価格で買うことはありません。
私の住む県は東北の田舎です。
海に面しており、物価も安いので
こんなに安く済むのかもしれません。
在宅ワークで仕事を成り立たせようとしているので
都会に住む必要はありません。
元々人は苦手。
自然に囲まれて穏やかに過ごす
ここでの暮らしに満足しています。
虫にはまだ慣れないけどね…(^^;
収入がある程度安定したら、
食費をもう少しだけ上げたいとは思っています。
冷凍の魚より生の魚の方が美味しいし、
牛肉だって滅多に食べられないと
ちょっと悲しいので…。
現在は貯金すらできない生活をしているので、
もう少しの辛抱…と思って頑張っています。
と言いつつ、もう数年
続きそうですが…(^^;
出費を抑えるには、毎月の収支を把握することが大事
食費をはじめとして
出費という出費を抑えている我が家。
毎月、給与が銀行口座に入金されても
決まった金額しか下ろしません。
生活に必要な最低限のお金だけ
おろして、残った分は貯金します。
そのためには、最低限の必要なお金を
きちんと把握しておかなければなりません。
我が家が現金でおろしているのは
食費と小遣いのみです。
その他の固定費用は
プランなどの見直しを定期的に行い、
なるべく安く使える契約をしています。
自動引き落としなので、契約後は基本放置でOKです。
家賃、水道光熱費、国民年金、健康保険、市県民税、NHK、保険、ガソリン、携帯料金など
新しい情報にはアンテナを立てています。
節約系YouTubeが月ごとに
まとめ情報などを出しているので
参考にしています。
固定費は一度契約してしまうと
なかなか変えることができません。
そのままの生活を維持したまま
質を落とさず安くできるように
情報収集に力を入れています。
楽天モバイルは安いのですが
私の住む地域は電波が弱くて
使い物になりません。(店頭では
電波は問題ない地域だと言われた)
近所の楽天モバイルユーザーを探すなど
メディア以外の情報も入れて判断しています。
固定費の中でも
家賃はかなり大きなウエイトを占めます。
在宅ワークなら田舎・駅遠・築年数が古くても
家賃が安ければ妥協できるかもしれません。
病院だけは近くにあると安心ですね。
毎月の出費をしっかりと把握できていれば、
家計簿をつける必要はありません。
通帳に鉛筆で内訳を書き込みすれば
家計簿として充分機能します。
毎月何にいくらかかっていて、
いくらあれば生活できるのか。
これが把握できれば
あとはその金額以下で生活するだけ。
自分の収入なら固定費と流動費に
いくら使えるのかが分かったら、
あとは生活レベルを合わせる努力をします。
望むものが多いほど、お金がかかります。
今あるものに感謝しながら過ごすと
次第にミニマムな暮らしになっていきます。
あとは今後収入が上がっても
なるべく生活の質は今のレベルのまま維持すれば
お金が貯まっていくはずです。
まだ貯金はできていませんが
収支を抑えることはできているので
良しとしています。
夏のエアコン電気代と冬の灯油代も
平均値を出して、毎月の予算に組み込んでいます。
固定費以外の急な出費を防ぐ
誕生日・記念日・町内会費・年賀状など
年に数回は
ちょっとした出費が増える機会があります。
固定費は金額が一定なので把握しやすいですが、
これらの突発的な出費は
気を抜くと月数千~1万円の出費になってしまいます。
我が家ではこれらの費用も
予算立てすることで
対応しています。
細かく予算立てするのは面倒だと思うので
家計から浮いたお金を「予備費」として
まとめて積み立てしておきましょう。
予備費の内訳~我が家の場合
我が家の予備費の内訳はこんな感じです。
- 実家の両親へ年始の挨拶 手土産1件分 3000
- 親戚へのお年玉 3000(未就学児)
- しめ縄、お守り、おみくじ、干支の置物 1100(しめ縄と置物は100均)
- 町内会費 6000(500×12ヶ月)
- お中元 3000(詳しくはこちらの過去記事へ)
- 夫 誕生日ケーキ 2ピース 800(ホールは食べきれないため)
- 妻 誕生日ケーキ 2ピース 800
- クリスマスケーキ 2ピース 0 (実家が付き合いで買ったケーキをもらう)
- お歳暮 1件 3000(詳しくはこちらの過去記事へ)
- キッチン用品 1000(まな板など年末に交換、100均)
- 年賀状 70枚 4340(年々枚数を減らし中)
合計 29040円
お互いの両親に父の日、母の日のプレゼントを選ぶ際は
各自のお小遣いの中で買うことにしています。
友人付き合いにかかる費用は生活費ではなく
自分持ちということにしています。
(引っ越したら自然に減った)
全ての項目を分けているのではなく、
1つの封筒にまとめて
予備費3万円を1年以内に貯められるように
月々浮いたお金を貯めていきます。
1月から12月まで順に書くことで
出費が順に分かり、予備費を貯めるペースが
追い付いているかどうかが分かります。
封筒の隅に
月ごとの金額の合計を
メモ書きしています。
3万円を12カ月で分割すると
1か月2500円の積み立てが必要です。
気づかないところで
意外と出費しているものです。
1か月2500円ではなく、ある月は4000円、
ある月は500円だったりします。
実家から食材のお裾分けをもらったり、
商品券や欲しかった商品が懸賞で当選したときは、
浮いた金額を予備費に入れます。
買う予定で予算を組んでいたけれど、
他店との比較検討をすることで
予定より安く手に入れることができた場合も
同様です。
懸賞が当たったら、家族や実家におすそ分け。
福分けすると、みんながハッピーに!
時々外食したくなる日もあります。
そんな時は、コツコツ貯めていたポイントを使います。
数か月に1回ですが、いい息抜きになっています。
コロナ禍以前は
ミステリーショッパーを利用することも。
そのままの金額ではなく、少しでもお得に
外食できるようチェックします(笑)
とはいえ、神経質にはなりすぎないように。
家計全体でゆったりしながら貯めるのが
長く続けるコツです。
家族にも強制はしていません。
私が楽しんで節約しているので、
夫も協力してくれるようになりました。
夫が買うビールは止めませんが
夫なりに考えて、安いビールを
探しては嬉々として報告してきます。
予備費は目標金額に届かなくても
お中元、お歳暮、町内会費など
元々は生活に必要な固定費です。
足りなかった分は普通に生活費として
貯金をおろして使います。
なるべく貯金を
おろさないようにするための
保険のような役割です。
メルカリで不用品販売もしているので、
予備費で買う予定だったものを
メルカリの売上金で買うことで
家計の負担を減らすこともあります。
家の不用品で「いつか使うかも」は
考えないようにしています。
早めに見切りをつけて
価値があるうちに売るのがコツです。
支出を締めるだけではなく、
稼ぐ力をUPすることも大事です。
私は支出を抑えるのは大得意なのですが、
収入を上げるのはとっても苦手です。
基本マイナス思考なので
自分の価値を低く見積もってしまい、
安い仕事を引き受けがちなんです。
自分の幸せのためにも、
今後はプラス思考になるように
意識から少しずつ変えていこうと思っています。
節約に根を詰めすぎると
損得で動くようになってしまうので、
家族への感謝は忘れずに、優しい気持ちで
節約を続けていきたいと思います。
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