豆苗は何回収穫できる?
スーパーなどで100円+税程度で
販売されている豆苗。
節約生活を送る上で、
強い味方になってくれる野菜です。
根っこがついたまま販売されているので
収穫後も水をこまめに交換して育てると
再び成長し、収穫することができます。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
「リボべジ」って言うらしい
無限に生えてくるわけではなく、
豆苗は種の養分をもとに成長します。
こまめに水を交換していたとしても
収穫は3回が限度だと思っておきましょう。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
それ以上育てることもできますが
回数を経るごとに茎は細くなります。
今回は普段から3回収穫を続けている筆者が
豆苗の育て方のコツを解説します。
試していない点があれば、参考にしてみてください!
豆苗(とうみょう)とは
豆苗(とうみょう)とは、
マメ科エンドウ属のエンドウ豆の若芽(スプラウト)です。
(歴史や栄養素が知りたい方→ウィキペディア「豆苗」ページへ)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
スプラウト=若芽・新芽という意味です
新芽には栄養が豊富に含まれていると言われており、
近年注目されています。
もやしやカイワレ大根などもスプラウトの一種です。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
ブロッコリースプラウトは
スルフォラファンが豊富に含まれていると
ここ数年注目を集めていましたね!
豆苗は
中国料理の炒め物などに使われてきた野菜です。
日本ではスーパーの野菜コーナーで
購入することができます。
衛生管理がしっかり行われているので
生のままで食べることができます。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
我が家では一気に使わずに
毎日の味噌汁にちょっとずつ入れて
食感と鮮やかな緑色を楽しんでいます。
注:スーパーの豆苗は衛生管理がしっかりされていますが
家庭で栽培する時の衛生状況は各家庭で異なります。
心配な方は生食ではなく、火を通して食べてください。
(私は3度目でも気にせず生食しますが)
豆苗のメリット6つ
豆苗にはメリットがたくさんあります。
・再生するのでコスパが良い
・年中リーズナブルな価格
・初心者でも簡単に育てられる(肥料などを与えなくても水だけで育つ)
・味にクセが無く料理に使いやすい
・コンパクトで置き場所を取らない
・観葉植物のように見た目を楽しめる
まず、特筆すべきはそのコスパの良さです。
1度だけでなく、2~3度収穫できるので
コスパがとても良い野菜です。
もともとの価格は100円+税程度と安く
水耕栽培で育てられているため
1年中入手することができるのも好ポイントです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
我が家のように3回楽しめば
1回あたり36円の計算です。
(節約生活に役立つコスパの良い食材について
気になる方は→もやし、豆腐、卵を激安で購入!の過去記事へ)
また、育て方も至って簡単。
水を毎日交換するだけなので
初心者でも安心して育てることができますよ。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
畑やプランターが必要なく
楽なのは良いですね。
縦には伸びますが、横には伸びないので
場所を取らずに栽培できます。
観葉植物代わりに
インテリアの1つとして楽しむこともできますね。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
再生野菜は環境にも優しいね
こちらは100均でも販売している豆苗プランターです。
内側のザルと外側のケースの2重構造になっているので
水替えがしやすいです。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3T2ATX+3DGG6Q+524Y+61C2P)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
ダイソーやワッツは同じ商品があったので
近所の100均で探してみてください。
育て方のコツ①(カットする位置)
こまめに水を交換することの他に
重要なポイントが1つあります。
それは「カットする位置」に注意することです!
こちらの写真をご覧ください。
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2022/03/IMG_4831.jpg)
購入後、最初の収穫を終えたばかりの豆苗です。
カットする位置の共通点が分かるでしょうか?
「一番下の葉っぱを残してカットする」
これが最大のポイントです。
一番下の葉っぱを残すことで、
豆苗はこの葉っぱから次の芽を出して成長します。
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2022/03/IMG_5048-rotated.jpg)
脇に残した葉の部分から新しい豆苗が生えています。
葉っぱが1つも無い部分でカットしてしまうと
新しい芽を出しにくくなり
その種から成長することが難しくなります。
また、葉っぱをたくさん残して
上の方でカットしてしまうと
他の葉っぱに養分が行ってしまいます。
1つの種に残っている養分で2回目、3回目と成長するので
芽の数は少ない方が
強くて丈夫な芽が育ちます。
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2022/03/IMG_4907.jpg)
![](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2022/03/IMG_5047.jpg)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
確かに、2回目より3回目の方が
茎が細くなっているね
収穫回数を経たり、芽をたくさん残して栽培したりすると
1本の太さは細くなり、
成長が徐々に遅くなることは理解しておきましょう。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
密度が高くなると
太陽の光が届きにくくなるデメリットもあるよ
カットは普通のハサミでも可能ですが、
植物用にハサミを準備しておくと衛生的です。
園芸用のハサミは柄の部分が丸いものが多いです。
豆苗のように密に生えている植物は
芽切りハサミのような真っすぐな形の方が
ぶつからずスリムに扱うことができます。
真ん中にスプリングが付いていると
力を入れなくても戻るので
指が疲れにくいです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
ハサミに関しては
100均は切れ味が悪いのでオススメしません。
豆苗切るためだけに数百円の出費をするのは
節約家庭にはできないので
私は100均ハサミで我慢しています…₍^^;
育て方のコツ②(水の与え方)
水の与え方にもコツがあります。
・清潔な容器を選ぶこと
・適量の水を与えること
・継ぎ足しではなく、新しい水を与えること
水は自然に蒸発していくので、毎日水を交換してください。
その際、水を継ぎ足すよりも新しい水に交換した方が
水道水に含まれる塩素などの濃度が濃くなることを
防ぐことができます。
衛生面でも容器を清潔に保つことで
コバエやカビの発生を防ぎましょう。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
我が家では毎朝1回全ての水を入れ替えて、
1日2~3回、蒸発した分の水を継ぎ足しています。
水の量は根がひたひたになるくらいがベストです。
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
茎までつかるくらい入れるのはNGです。
水を入れすぎると種が腐る原因になります。
種が腐っていたり、カビを発見したら
一度に水を入れすぎていないか気を付けましょう。
育て方のコツ③(置き場所)
豆苗は、明るい場所に置くと良いです。
室内の照明でも育ちますが
太陽光の方が太く・早く伸びている印象です。
(あくまで個人の感想です(^^;)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
数時間で一斉に
太陽の向きに芽の先が向くのが
とても面白く、愛着を感じます!
適度に光が当たる環境に置くのは大切ですが、
直射日光に長時間当てるのはNGです。
生育が悪くなり、枯れてしまうことがあります。
枯れるまではいかなくても、
茎に筋が残って
食べた時の食味は悪くなります。
日当たりの良い室内で育てるのがベストですよ。
再生までの期間
再生までの期間としては、
7~10日が一般的だと言われています。
ちなみに、今回撮影した写真は
日射量が最も少なく、気温が低い
真冬の2月に撮影しています。
(条件が揃っていない状況で3回収穫するため)
![沼の主](https://farmingfamily.blog/wp-content/uploads/2021/07/沼の主-e1626597904348.jpg)
冬季など、低い気温下だと
成長に時間が掛かることが
分かると思います。
再生まで時間が掛かるようなら、
日当たりが悪くないか・温度が高すぎor低すぎないか
確認してみましょう。
おわりに
豆苗は初心者でも育てることができる
再生可能なリボーンベジタブルです。
節約にも役立ちますし、見た目も楽しませてくれるので
是非試してみてください!
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3T2ATX+3DGG6Q+524Y+61C2P)
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