初心者フリーランスの節約生活
我が家は東北の田舎町で
夫婦2人暮らしをしています。
2年前に
ブラック企業顔負けの漆黒条件で働いていた
義実家₍自営業₎から脱出。
新天地で新しく仕事を始めました。
フリーランスになって3年目、
現在の収入は夫婦2人で約13万円です。
物価が安い田舎なら
13万円で生活することは可能です。
現在はクラウドソーシングの仕事をしながら
夫はデザイナー、私はライターとして活動しています。
クラウドワークス、ランサーズ、
ココナラなどを利用しています。
ソフトの使い方も全く分からない状態で
異業種の仕事を始めた夫。
40代で独学で勉強を始めて
2年をかけて月10~13万に到達しました。
今後もゆっくり、無理せず頑張ります。
私はライターの仕事をしていますが
月2万の壁を超えられず。
できれば好きなことを仕事に生かしたいので
趣味から副業につながる仕事を
習い事を通して模索中です。
住居費はなるべく抑えたいので、
隙間風がものすごいのですが
築30年超の古い賃貸アパートに住んでいます。
来客は一切無いので駅遠でOK。
隙間風は100均グッズを駆使して
何とかしのいでいます。
お風呂は昔ながらの銀色で、
足を伸ばすことができない正方形サイズです。
私はもともと低血圧のため、お風呂は苦手。
狭いほうが水道代やガス代も少なく済みますし
そんなに我慢しなきゃとは感じていません。
家の広さは全体的にどの場所も狭いので、
工夫しながら生活しています。
狭い部屋は熱効率が良いので
ちょっとの暖房で
部屋を暖めることができるのはメリットですね。
使う部屋以外はふすまやドアを閉めて
日中過ごす1部屋だけを暖めます。
キッチンも激狭なので
水切りカゴを置くと
シンクが半分以上隠れてしまいます。
スペースを生み出すために
知恵を絞って使っています。
引っ越し当初は戸惑うこともありましたが
1か月も生活すると慣れてきて
今では問題なく生活できるようになりました。
次引っ越すことがあっても
今の部屋の広さがあれば
大丈夫だな~と思います。
物件を色々見るのは好きです。
自分の稼ぎが少ないせいで
私に節約生活を送らせることになり
夫は申し訳なく感じることがあるようです。
しかし、夫にも言っていますが
私は全く気にしていません。
私が外にパートに出れば
もっと収入は増えるのだろうけど、
虚弱体質な私が無理せず家で過ごせるのは
夫のお陰なので
ありがたいと思っています。
むしろ、結婚前には気づかなかった
節約の楽しさに目覚めてしまい、
シンプルな暮らしが楽しく感じるくらいです。
値下げシールを見つけると
宝探しで良いのを発見した感覚に♪
今は13万円でギリギリの生活をしていますが
貯金が全くできない状態が続くと
老後が心配なのは事実です。
このままだと、国民年金が満額だとしても月6.5万。
2人健康なうちは13万でも暮らせるけれど、
施設に入ったり、病気をしたりするかもしれないので
貯金はしておきたいです。
ここから1~2万円でも収入を増やして
将来のために貯金を始めたいと思っています。
アラフォー手前なのでギリギリまでは
子どもも諦めたくない!
そのためには、もう少し月収を上げなくては!
我が家の節約は
続けるのが苦しいと感じることはしていません。
楽しく、気にならない程度に続けられる節約で
皆さんの生活に役立つことがあったら
是非参考にしてみてください!
最低限の生活ライン~我が家の13万円ライフの内訳
基準があいまいなまま生活していると
ついで買い、買いすぎが起こり
余計な出費につながります。
我が家は項目別に予算を決めて袋分けすることで
予算の使い過ぎを防いでいます。
結婚してからずっと続けてきたので
今は袋分けしなくても
大体管理できるようになっています。
最低限の基本ラインを決めておけば
余計な出費を抑えることができます。
我が家の1か月の収入の内訳は、ざっくりこんな感じです。
【固定費】9.45万円
税金₍年金、健康保険₎+NHK+家賃:70000円
医療保険:5000円
車検・税金・車の保険・ガソリン代:13000円
小遣い:2人で6000円
町内会:500円
※車はもう10年乗っているので
ローンは払い終えています。
【変動費】4.5万円
食費:20000円₍米代込み₎
水道光熱費₍冬の灯油、夏のエアコン代込み₎:20000円
携帯・Wi-Fi:5000円
合計13万9500円
水道光熱費は1年に1度、
1年分の金額を12か月で割り、平均金額を出しています。
水道光熱費は20000円としていますが、
春~秋は15000円くらいで生活しています。
東北の豪雪地帯に住んでいるので
冬は暖房費だけで月1万円
超えてしまうのが痛いですね。
年に1回は更新しないと
今年のような電気代UPに気づけないので
定期的に見直しています。
車検・車税は大きな出費なので
最初から12~24か月で割った金額を
生活費に組み込んでいます。
残高が足りなくて
支払いに困ることがないようにね。
散髪や家族の誕生日プレゼント代などは
自分の小遣いから出すことにしています。
個人的な出費はそれぞれの小遣いから。
友達との飲み会は
お店から家飲みやオンライン飲みに。
適当な付き合いの参加は断るようにしました。
夫は髪型にこだわりがないようで
お金を浮かせるため
私が夫の散髪をしています。
安い理容室でも
1回2000~3000円かかるから
タダでやってくれると助かるよ~
バリカン使いは次第に慣れて
1時間以内でサクッとできるようになりました。
お礼にスーパーでプチスイーツ買ってくれるので
私も嬉しいです♪
夫は私の髪を切ることはできないので
前髪は自分で切り、後ろ髪は
ポイントのつくお店で切ってもらっています。
伸びても気になりにくい&シャンプー代が安く済む
ボブ~セミロングにしています。
ヘアカラーはしていません。
どの項目も予算を多めに見積もっているので
13万からちょっと出る試算になっていますが、
実際は13万円台で落ち着いています。
35歳を過ぎたので
車の保険代も安くなりました!
これを見て
13万円で生活できるんだな。
奥さんに来月から13万円で
やりくりしてもらおう!
なんて考える人が
いないとも限らないので
一応言っておきますが、
13万円生活は夫婦2人が協力し合って
なんとか実現できるギリギリの金額です。
家族全員が
同じ目標に向かって協力し合うからこそ
実現できています。
誰か1人でも意識が低ければ
予算内に収めることはできないことを
肝に銘じておいてくださいね。
飲み会はほとんど行かない、
食材や外見へのこだわりを捨てる、
お菓子が食べたくなったら自分で作る、くらいの
強い意志が必要です。
コンビニ行ってたら到達できないです( ´∀` )
実際、この生活になってから
夫はお酒を、私はお菓子をかなり減らしました。
洋服も下着以外は1年に1度買うか買わないかです。
どうしても欲しい時は
株主優待で得た利益や懸賞で
嗜好品や洋服を調達しています。
自腹を切ることは滅多にないですね。
13万円生活は仙人みたいな生活を
楽しめる人に向いていると言えそうです。
仙人みたいな生活と言えば田村家。
「ノブナカなんなん?」の放送を見て
衝撃を受けました。(現「1泊家族」)
この本に書いてあることは
さすがに真似はできないけれど
0円生活が楽しく解説されていて
読みやすかったです♪
ミニマリストではありませんが
お金を使わずに生活することを
ゲームのように夫婦で楽しめれば
節約は楽しく続けられると思います。
13万円で生活はできるものの
誰でも再現可能か?と言われると厳しいです。
₍我慢しなければならないことがかなり多い…₎
皆さんには、節約ワザの中から
これは自分でも取り入れることができそうだな
と感じたポイントだけ参考にしていただけたら
支出削減の糸口になるのではないかな~と思うので
ゆる~く読んでいただけたらと思います。
予定外の出費を無くすため、イベント費は寄せておく
生活費は1つの通帳で管理しているので
毎月食費と小遣いだけを
現金で引き落とします。
固定費は通帳から自動的に引き落とされます。
水道光熱費など、予算から余った分は
そのまま自動的に貯めていきます。
最低限生活に必要な収入は13万円。
頑張って15万稼いだ月も
食費と小遣いは
決まった額を引き落とすだけなので
使い過ぎを防止できます。
私はインドア派なので旅行欲はありませんが、
夫は私より外交的なタイプです。
気分転換したくなることもあるでしょうから
年に数回、車で行ける範囲で
小旅行をすることもあります。
イベント費も
あらかじめ予算を立てておくことで
使い過ぎないようにしています。
フリーランスは
休みを自由に決めることができるという
メリットがあります。
収入の少ない現在は
基本的に年中無休で仕事をしていますが、
急にキャンセルが出て
宿が激安で泊まれることもあるので
急遽出かけたりできる身軽さがあるのは良いですね。
車で行ける範囲であれば
日帰りすることも多いです。
ここ2年はコロナが怖くて
旅行できていなかったので、
早く落ち着くことを願っています。
節約ばかりでずっと家にいると
新しい発見やインスピレーションが
湧きにくくなってしまいます。
苦しくない程度に節約をしつつ、
リフレッシュも予定に組み込んで
後悔のないお金の使い方をしましょう!
ON・OFFの緩急は仕事にも効果的。
OFFで羽目を外しすぎないように
イベント費は予算を決めて
寄せておきましょう!
貯金は普通預金ではなく、NISAなどで運用
ある程度の金額が貯まったら
証券口座に移動して
NISAやつみたてNISAで運用しています。
2024年からは新NISAが始まり
預け期間が恒久化されるので
お金はおろさずに
長期間運用していきたいと思います。
通常のNISAも利用していましたが
期間が5年間と限定されていたので
コロナ禍のあおりを受け
最後の1年は動きが大きくてビクビクしました。
なんとかプラスで着地できたので
ホッとしています(^^;
基本的には冒険などせず、
かといって守りにだけ徹すると
老後資金が足りないので、
新NISAでも現在と同じように
全米か全世界のインデックス株式を
運用するつもりです。
これらの本は
インデックスの全世界株や
基本的な考え方の勉強になりました。
投資初心者でも読みやすくてオススメです!
日本株は米国株に比べて成長の伸び率が微妙なので、
現在はイオンの個別株だけ所有しています。
イオンの株主になると
オーナーズカードがもらえます。
イオンでの買い物が常時3%オフに!
₍家族カードも1枚あるので両親に持たせている₎
20日、30日の5%OFFと兼用可能でさらにお得です!
年に何回か
好きな期日を選んで5%オフになる券も来るので
プレゼントや食材購入に役立ちます。
食料品をイオン系列の店で購入している人は
イオン株を持っておくと
かなりお得だと思います!
※つみたてNISAでは個別株を買うことができないので
2023年中に買いたい人はNISAで買いましょう。
(新NISAで扱うかどうかは不明)
2024年から新NISAで期間が恒久化されるので
個別株を買うなら
2024年まで待った方が良いと思います。
₍一般NISAは5年後に課税口座に移ってしまいます₎
食費は現金で銀行から引き落としていますが、
支払いはイオンカードにしています。
オーナーズカードの3%OFFだけでなく
イオンカードならイオンポイントもつくので
残さずGETしてくださいね。
※イオン銀行に食費を入れておいて
全てをイオンカード払いにした方がスムーズなのですが、
田舎はクレカNGのお店が多いので
クレカだけだと不便が多いです。
我が家は食費は現金で用意し、使った分を
後からイオン銀行に入れる形にしています。
田舎は電子マネー未対応の店が
とっても多いのですよ…(^^;
楽天ポイントが貯まるお店なら楽天カードなど、
メインカードは使う頻度が多いお店に合わせて
経済圏を活用しましょう。
変動費として出ていくお金も
クレジットカード払いにすることで
ポイントを残さず貯めていきましょう!
クレカは年会費無料のカードを選びましょう。
フリーランスでも使える国民健康保険の節約方法とは?
フリーランスは会社員とは違い
国民健康保険、国民年金を
全額払わなければなりません。
会社員だった頃は
半分くらいの負担で済んだのになぁ…泣
国民健康保険は
収入が高ければ高いほど保険料が高くなります。
我が家は今のところ超低収入なので
国民健康保険には
数割の減額措置が取られています。
国民の義務なので税金は払いますが
我が家にとっては今でも十分キツイ負担額。
収入UPを目指しつつ、損にならないように
増税ラインは慎重に見定めなくては…!
フリーランスの方でも使えて
国民健康保険額を
少しでも減らす方法は無いのでしょうか?
全ての人が使えるわけではないものの、
調べてみたらいくつかあることが判明しました。
当てはまるのであれば
是非活用してみてくださいね!
①扶養に入る₍収入が少ない場合₎
家族や配偶者の扶養に入ることで
健康保険が0円になります。
配偶者や両親が会社員であれば使える手ですね。
扶養に入れる条件として
・年収130万円未満、かつ
扶養に入れてくれる人の年収の1/2未満であること
・被保険者が3親等以内であること
に当てはまる必要があります。
親や夫、妻に当てはまる人がいたら
ラッキーですね。
₍※自分の負担は0になりますが
相手の税負担が少し増えるので注意₎
②国保組合に加入する
職種・業種によっては
国民健康保険組合に入ることで
国民健康保険よりも安い金額になる
可能性があります。
国民健康保険組合は
国民健康保険とは別物だよ。
私の夫はデザイナーなので
「文芸美術国民健康保険組合」が
候補として挙がります。
₍日本国内でクリエイター活動している人を
対象にした組合₎
国保とこちらの国保組合、
どちらの保険料が安いのかは
人によって違うので、計算してみてください。
所得や家族構成で変わるので
ネットで検索して
シミュレーションしてみましょう。
我が家も計算してみましたが
国保の方が安かったので
国保組合への加入は見送りました。
国保組合に加入するためには
加盟団体への加入が必要だったりします。
こちらの本に組合名などは詳しく載っていたので
参考にしてみてください。
この本によると、独身で
227万円超えの所得であれば
得になる可能性が高いみたいです。
③任意継続する
私も前の職場を辞めてしばらくは
任意継続を選びました。
こちらは会社員時代の健康保険を
原則2年まで継続できる制度です。
保険料は会社が払ってくれていた金額も
自分で払うことになるので
実質2倍になります。
退職日の翌日から20日以内に
加入する必要があります。
2倍と聞くと「そんなの高すぎる!」と思いますが、
国民健康保険は
この2倍になった金額よりもさらに高い
可能性があるというから驚きです!
計算式は素人にはさっぱり分からないので
役所か全国健康保険協会に
問い合わせてみてください。
当時の私も役所に行って
その場でどちらが安くなるか
計算してもらいました。
国民健康保険を安くする方法は
あまり多くはないものの、
検討する価値がある方法は存在します。
しかも、これらの方法は
誰かが教えてくれることはなく
自分で調べないと知らないままの情報ばかりです。
知らずに損してしまわないように、
しっかり学んで知識をつけておきましょう!
今は使わなくても
いつか使うかもしれないからね!
おわりに~お金の勉強は生涯続けよう
自分が制度を使う立場に立ってみないと
意欲的に学ぶ機会は少ないので、
お金の勉強は生涯続くのだなと実感しています。
1つの会社に務め続けることができる時代は
もう終わりつつあります。
これからどんな時代に
なっていくかは誰にも分かりませんが、
うまく風に乗って生き抜いていくためにも
幅広い方面にアンテナを張り巡らせて
学ぶ姿勢を忘れずにいきたいと思います!
食費、水道光熱費、携帯&Wi-Fi代などは
過去記事や今後の記事で触れていきますので、
よかったらそちらも読んでみてくださいね!
生活のすべてが節約と直結しているので
色々紹介していきたいと思います!
これからもお金の勉強を継続して、
フリーランスでも使える制度は上手に使い、
生き抜いていきましょう!
皆さんも知らなかった情報があれば
参考にしていただけたら嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
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