野菜の旬、きちんと把握していますか?
野菜を安く購入するには、旬の季節に地元の野菜を購入することです。
スーパーでは、旬以外の野菜も手軽に手に入るので、旬は分かりにくいですね。
あまり気にしない人は「最近ナスが高いなぁ」と思うくらいかもしれません。
一般的に、旬が来ると安くなり、旬を過ぎると高くなります。
(西日本と東日本で大半はカバーできるので違いを感じにくいですが)
野菜の旬の時期を知ることで、食費を安く抑えることができますよ!
売り場が同じ野菜で埋まる
直売所では、地元農家さんが育てた旬の野菜がたくさん並んでいます。
旬になると収穫量が一気に増えるので、売り場が同じ野菜で山盛りになります。
野菜は傷む前に売り切らなければならないので、値下げするところが出てきます。
値引きしてでも売れ残りを防ぐほうが、廃棄よりも農家の損失が少ないからです。
筆者の感覚だと、キャベツや大根が旬の季節は値引きが頻繁に行われています。
入荷したばかりの新鮮な野菜であっても、とても安く入手することができます。
ナス、ズッキーニ、キュウリなど、旬の時期になるとよく値引きされています。
旬の野菜は鮮度が良いうちに食べた方が栄養価が高く、味も美味しいです。
直売所は野菜の売れ行きを見ながら、適宜値下げやタイムセールを行っています。
野菜の山を見たら、是非チェックしてみて下さい!
イベント、天候の変化にも気を付ける
直売所の野菜の多くは、棚に直接陳列されています。
葉物野菜などは陳列してから数日で売り切らないと、傷みが出てきてしまいます。
常温保存である程度日持ちする野菜は、値下げ対象になりづらいですね。
(ジャガイモ、人参、玉ねぎなど)
売れ行きは直売所の客足に大きく左右されます。
イベント、天候、テレビでの特集、祝日など、様々な要因で大きく変動します。
良い条件が重なっても、雨が降っただけで全く売れない時もあります。
「イベント」「天気」「日持ちしない野菜」
これが値下げのポイントになりそうです。
お気に入りの農家さんがいる場合
良く通う直売所が固定で、お気に入りの農家さんがいる方もいるでしょう。
その場合は、入荷曜日を聞いてみても良いかもしれません。
農家さんの中には、毎日出荷の農家もいれば、週〇回と曜日を決めている農家もあります。
入荷曜日を知っていれば、新鮮な朝獲れ野菜を入手できるかもしれません。
仮に、月水金で定期的に納品している農家を例にしましょう。
月曜日にキャベツを100円で出荷し、水曜日もキャベツを追加で持ってきました。
しかし、売り場を見るとまだ月曜のキャベツが残っています。
そこで、月曜のキャベツを80円に値下げし、水曜のキャベツを100円で出荷しました。
(値下げ作業は農家ではなく直売所側が請け負っている場合もある)
もし、あなたが火曜日の午後買い物に行っていたら?
何も知らずにキャベツを100円で買っていたことでしょう。
水曜日に新しい商品が入る(かもしれない)なら、曜日をズラしたかもしれません。
情報を知っているだけで、安くて新鮮な野菜を購入できるチャンスは高まります。
野菜をいくつか購入したら、数百円の差額になるかもしれません!
台風前は要チェック
野菜が山になる理由として、予測不可能な天候があります。
ここ数年は特に、異常気象で野菜の生育が読みづらくなっています。
台風を例にしてみましょう。
通り過ぎる前に収穫しないと、野菜が壊滅的な被害を受けてしまいます。
なんとか耐え切ったとしても、キズや泥が付くと、同じ値段で出荷できるとは限りません。
水分に当たりすぎるとキャベツなどは破裂してしまうので、一気に価格が下がります。
襲来が予測される場合、被害に遭う前に小ぶりでも収穫してしまう農家は多いです。
(これは東日本の話です。西日本は台風が多いので、何かしら他の対策方法があるかも)
台風が通過する数日前は、露地野菜が直売所に多く並ぶかもしれませんね。
直売所の見分け方
繁盛している直売所には、売れるポイントをしっかり押さえています。
イベントの開催、声がけ、清掃がマメに行われています。
レジにお客様がいない時は野菜の整頓をするなど、仕事に責任感を感じます。
傷んだ野菜も放置せずすぐに対処してくれるので、商品も売り場も綺麗です。
リピーターが多く、お客様の声仕事に反映させているので、工夫が多いです。
「良い直売所」を見分ける際の判断材料にしてみてください。
安くなる時間帯は?
基本的には開店前~午前中の間に農家さんが野菜を持ってきます。
開店直後から午前中いっぱいが新鮮野菜を手に入れるオススメの時間帯です!
筆者の近所の直売所は、朝9時~12時の間はひっきりなしにお客さんが来ています。
代わりに、14時過ぎになると人がかなり減ります。
密を避けたい方は午後利用するのも良いかもしれません。
いろいろな種類の野菜が欲しい人は午前中の方が良いでしょう。
閉店時間はスーパーに比べてかなり早いです。
夕方利用する予定の方は、閉店時間を確認してから向かいましょう。
自分のものさしで判断しよう
スーパーに並ぶ野菜は、形も揃っていて傷もない綺麗な野菜ばかりです。
サイズが揃っており、曲がったり、キズは付いていません。
でも、輸送距離が長い分、乾燥や鮮度の劣化を感じることが多いです。
直売所の野菜は農家さんによって出荷基準が異なります。
サイズはまちまち。
綺麗な物もありますし、曲がっていたり、傷が付いているものもあります。
値段もスーパー並みのものから、市場価格を調査していないレベルの激安価格まで(笑)
色や形が悪い物があっても、その分安いのが直売所の良いところ。
農家さんによって値段に差があるので、品質と価格に見合った野菜を選びましょう。
許容レベルに見合ったものを選ぼう
人によって、許容レベルは違います。
曲がりは良いけど、虫食い穴はイヤ。という方もいるでしょう。
頻度としては、直売所の野菜の方が遥かに虫との遭遇率は高いです。
農薬の使用頻度を落とした結果、虫が付きやすくなることがあります。
虫が付いている野菜=管理がなっていない、という訳ではありません。
そこまで手をかけなくても、ガンガンに農薬をかけて、綺麗な肌の野菜を作ることは可能です。
外見の綺麗さと美味しさは必ずしも比例しないということです。
(理論的に可能なだけで、実際は皆さん手間暇かけて育てているので誤解しないでくださいね)
とはいえ、野菜に付いた虫を見て、良い気分にはならないですよね。
虫食い跡を発見したら、近くに虫がいないか、袋の上から確認しましょう。
(土付きの野菜でない限り、袋詰めの前に洗う作業をしているはずです。
大抵はそこで大きな虫は取れますが、たまに小さいのがくっついています)
虫に対して寛容になれるタイプなら直売所向き。
虫なんて一生見たくないわ!という方はスーパーでの購入をオススメします(笑)
おわりに
筆者もお気に入りの野菜農家さんがいますが、よく虫食い跡があります。
聞いてみると減農薬とのこと。
スーパーよりも安くて甘くてすごく美味しいので、リピート買いしています!
形が悪かったり、皮に傷があるので、皮むきやカットはかなりやりにくいです。
下ごしらえに手間はかかりますが、味に影響はありません。
筆者も虫は得意ではありません。
穴が空いていたら、穴の周りを大きめに切り落としましょう。
虫との遭遇リスクを減らすことができます。
最近の直売所は、野菜だけでなく様々な物が販売されています。
(総菜、加工品、花、手芸など)
見ているだけでもとても楽しいので、野菜以外の売り場にも足を運んでみて下さい!
旬の野菜をお安く手に入れて、食費の節約も叶えましょう!
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